安部裕葵

安部 裕葵（あべ ひろき）

安部裕葵は1999年1月28日生まれ、東京都北区出身のプロサッカー選手です。現在はJリーグの浦和レッズに所属しており、ポジションはフォワードとミッドフィールダーを担当しています。彼は若干のうちに日本代表のメンバーとして国際舞台を経験し、その才能を世界に発揮しています。

来歴

プロ入り前

安部は北区立浮間小学校時代にサッカーを始め、城北アスカFCでプレーした後、北区立十条富士見中学校でS.T.FOOTBALL CLUB（帝京FCジュニアユース）に所属しました。高校進学にあたり、成長を図るために広島県の瀬戸内高等学校へ進学し、寮生活を送りました。2016年には、全国高校総体において3ゴールを挙げる活躍をし、チームを8強進出に導きました。この大会での奮闘が評価され、優秀選手にも選ばれました。

鹿島アントラーズ

2017年にはJ1リーグの鹿島アントラーズに入団し、同年4月1日の大宮アルディージャ戦でプロデビューを果たしました。初先発を果たしたのは4月22日のジュビロ磐田戦で、プロ入り初得点は天皇杯でのFCマルヤス岡崎戦でした。鹿島ではその成長を続け、2018年にはJリーグベストヤングプレーヤー賞を受賞し、さらにはFIFAクラブワールドカップで決勝点を決めるなどの活躍を見せました。

FCバルセロナB

2019年7月にはスペインのFCバルセロナBに完全移籍を果たし、ここでも若き才能として注目を集めました。移籍後は公式戦デビューを飾り、主力選手としての地位を確立しましたが、怪我に悩まされる時期も多く、復帰と再負傷を繰り返しました。2022年には手術を受け、2023年にはバルセロナBを退団しました。

浦和レッズ

2023年7月には浦和レッズに完全移籍し、再び日本の舞台での活躍が期待されています。

代表歴

安部は2019年に初めて日本代表に選出され、コパ・アメリカに出場しました。若手選手を中心とした日本代表チームに入り、実力を証明しましたが、怪我の影響で東京五輪には出場できませんでした。

人物

彼はロアッソ熊本の岡崎慎と同じ小学校に通っており、幼少期からの友人です。また、スペインのセビージャFCとの試合後には、相手選手からもプレースタイルについて高く評価されました。

所属クラブ

• - 城北アスカFC
• - 帝京FCジュニアユース
• - S.T.FOOTBALL CLUB
• - 瀬戸内高校
• - 鹿島アントラーズ
• - FCバルセロナB
• - 浦和レッズ

タイトル

クラブ

• - FUJI XEROX SUPER CUP：1回（2017年）
• - AFCチャンピオンズリーグ：1回（2018年）

個人

• - 全国高等学校総合体育大会 優秀選手：1回（2016年）
• - Jリーグベストヤングプレーヤー賞（2018年）

最後に

安部裕葵は、これからも彼の成長と活躍に注目が集まる選手です。教育を受けたユースチームでの経験や、国内外でのプレーを通じて培ったスキルは、今後の彼のキャリアに大いに寄与することでしょう。

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