宮内春輝

宮内 春輝（みやうち はるき）

宮内春輝は1996年5月25日生まれで、千葉県匝瑳市出身のプロ野球選手です。ポジションは投手で、右投右打を行います。現在、北海道日本ハムファイターズに所属しています。

経歴

プロ入り前

春輝は匝瑳市立吉田小学校時代に野球を始めました。その後、匝瑳市立八日市場第二中学校では硬式野球チームに参加し、九十九リトルシニアでの経験を積みました。千葉県立多古高等学校ではエースとして活動しましたが、甲子園出場は果たせませんでした。

その後、明星大学に進学し経済学部に所属します。大学の硬式野球部では2年目に横手投げにスタイルを変更し、4年秋にはリーグの最優秀選手に選ばれるなど成績を残しました。社会人野球では日本製紙石巻に進み、都市対抗野球大会に出場する機会を得て、2019年には7十七銀行からの補強選手として活躍しました。

プロ選手としてのキャリア

2022年のプロ野球ドラフトで、北海道日本ハムファイターズから6位指名を受けました。契約金は2500万円で、年俸は850万円として、背番号62でチームに加入しました。

2023年4月19日、対千葉ロッテマリーンズ戦でプロ初登板を果たしました。相手打者にヒットを許したものの、次打者から初の奪三振を記録し、無失点で抑える好スタートを切りました。続く福岡ソフトバンクホークス戦では、緊急登板ながら無失点に抑え、初ホールドを達成しました。更に、東北楽天ゴールデンイーグルスとの試合ではピンチを切り抜け、プロ初勝利をも手にしました。

しかし、2023年11月1日に秋季キャンプ中に大怪我を負い、育成選手契約を結ぶことになりました。2024年7月には実戦復帰を果たし、再び支配下選手契約に至りました。

投球スタイルと特徴

春輝は、体重移動をうまく活かした独特のサイドスローで知られています。彼の得意な球種はシンカーであり、その他に152km/hのストレートやスライダー、カットボール、ツーシームも操ります。その強力な剛速球とシンカーを駆使した投球スタイルから、彼は「東北の林昌勇」と呼ばれることもありました。

人柄

明星大学出身の選手として初めてプロドラフトで指名された春輝は、周りからは俳優の伊藤英明に似ていると言われています。強い意志と情熱を持って、日々のトレーニングや試合に取り組んでいます。

記録

プロ入り以降、以下の初記録を達成しました：

• - 初登板: 2023年4月19日、対千葉ロッテマリーンズ戦
• - 初奪三振: 同上
• - 初ホールド: 2023年4月30日、対福岡ソフトバンクホークス戦
• - 初勝利: 2023年5月5日、対東北楽天ゴールデンイーグルス戦

彼はこれからも自身のスタイルで活躍し、さらなる成績を残すことが期待されています。

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