宮坂学

宮坂 学

宮坂学（みやさか まなぶ、1967年11月11日 - ）は、日本の実業家であり、現在は東京都副知事を務めています。山口県防府市出身。

経歴

同志社大学経済学部を卒業後、採用PRのベンチャー企業であるユー・ピー・ユーに入社。

1997年6月、設立2年目のヤフー株式会社（現・ヤフー株式会社）に転職。2002年1月にメディア事業部事業部長、2009年には執行役員コンシューマ事業統括本部長に就任しました。2012年4月1日には、前社長兼CEOの井上雅博の後を受け、執行役員のままCEOに就任。同年6月からは代表取締役社長としてヤフーを率いました。

2013年6月にはソフトバンク（現・ソフトバンクグループ）の取締役に就任。2016年7月には一般社団法人日本IT団体連盟会長に就任。2018年2月にはZコーポレーション株式会社の代表取締役に、同年4月には代表取締役社長に就任しました。

2018年1月24日、ヤフー株式会社は新執行体制への移行を発表し、宮坂氏は株主総会の決議を経て代表権のない会長に退きました。後任の社長には川邊健太郎最高経営責任者副社長執行役員が就任。2019年6月18日付でヤフー株式会社取締役会長を退任し、同日付でJSR株式会社取締役に就任。同年7月1日付で東京都参与に就任し、ソサエティー5.0社会実装モデルの検討に関わることとなりました。

2019年9月、小池百合子東京都知事により、猪瀬直樹以来となる民間出身の東京都副知事への起用が提示され、同年9月20日に東京都副知事に就任。Society 5.0施策の推進、5G施策の推進、東京の成長戦略及び働き方改革等の都政改革に関する助言を担当しています。2023年には、都の外郭団体として新設されたGovTech東京の理事長に就任しました。

ヤフー株式会社での実績

宮坂氏はヤフー株式会社において、メディア事業の拡大やコンシューマ事業の統括など、多岐にわたる分野で leadership を発揮しました。社長在任中には、ヤフーの事業成長を牽引し、インターネット業界における存在感を高めました。

東京都副知事としての活動

東京都副知事としては、Society 5.0の推進や5Gの普及、都政のデジタル化を積極的に推進しています。都庁内のペーパーレス化を推進し、FAXの使用を大幅に削減するなど、業務効率化にも貢献しています。

発言

宮坂氏は、都庁のデジタル化の遅れについて、「原始時代」と表現し、改革の必要性を訴えました。彼のリーダーシップのもと、都庁のデジタル化は着実に進んでいます。

テレビ出演

日経スペシャル カンブリア宮殿 爆走する国民的サイト！これがネットの底力だ！（2014年11月27日、テレビ東京）

関連項目

同志社大学の人物一覧
掟ポルシェ ユー・ピー・ユー時代の同期。

外部リンク

宮坂学 (@miyasaka) - X（旧Twitter）
宮坂 学 (manabu.miyasaka) - Facebook
第26回『私の哲学』宮坂 学氏
* ほぼ日刊イトイ新聞 宮坂学×糸井重里 みんなが会社に行く理由。

もう一度検索