富山市民プール

富山市民プールについて

富山市民プールは、富山県富山市荒川の城東ふれあい公園内に位置する公立の屋内プールおよび運動施設です。それは、地域の人々に向けた多目的な運動環境を提供することで、健康増進と水泳の普及を目的としています。プールは、幅広い年齢層やスキルレベルに対応した設備を整えており、家族や競技者にとって非常に利用しやすい場所となっています。

歴史的背景

この施設の前身である旧富山市民プールは1965年に設立され、1964年の東京オリンピックを記念する事業としてスタートしました。その当時、50mの競泳用プール、飛び込み専用プール、そして児童用のプール等が設置されており、これまでに類を見ない多様なプールを有する施設として注目されていました。しかし、時間が経つにつれ老朽化が進み、2000年には新たな施設への移転が計画されました。1997年に新しい施設の起工式が行われ、1999年には現在の富山市民プールが開設されました。この新施設は総工費約66億2,800万円をかけられ、多くの利用者に利用されています。

プール施設の詳細

50mプール

• - サイズ: 50m × 25m
• - コース: 10コース（日本水泳連盟公認）
• - 水深: 高水位 1.70m〜2.00m（競泳、水球、シンクロナイズドスイミング用）/ 低水位 1.40m〜1.70m
• - 観客席: 444席（可動スクリーンあり）

このプールは稼働壁により、25mずつに分けることができ、水球のコートとしても利用可能です。

25mプール

• - サイズ: 25m × 15m
• - コース: 7コース
• - 水深: 1.00m（6コース）、0.60m（1コース）
• - 観客席: 60席

この25mプールは、初心者や子供たちが安全に泳ぐための設計になっています。

幼児用プール

• - 形状: ひょうたん型
• - 水面積: 35.0m²
• - 水深: 0.30m

特に幼い子供たちが安心して楽しめるスペースです。さらに、ジャグジー、サウナ、浴室、シャワー室を備え、快適な入浴時間を提供します。

トレーニングとサポート施設

施設内には、トレーニング用のフットネスルームや、研修室が2室あり、多目的ホールも完備されています。また、貴賓室や軽食を楽しめる談話コーナーも用意されています。これらの設備は、各種イベントや大会も開催できるように設計されています。

アクセス情報

富山駅からはバスでのアクセスが便利で、滑川駅や新庄田中駅からの徒歩でも利用できます。また、富山空港からはお車で約25分で到着します。この立地は、地域の住民だけでなく、遠方から訪れる人々にも利用しやすいよう配慮されています。

まとめ

富山市民プールは、地域におけるスポーツと健康の拠点として、多種多様なプールや施設を提供する重要な役割を果たしています。水泳の競技者はもちろんのこと、家族連れや友人同士で楽しむことができる素晴らしい環境です。

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