小木田敦也

小木田 敦也選手の紹介

基本情報

小木田敦也（こぎた あつや）は、1998年10月10日生まれで、秋田県仙北市出身のプロ野球選手です。オリックス・バファローズに所属しており、投手としてプレーしています。彼は右投右打の選手で、プロ入りから注目を集めています。

プロ入り前の経歴

彼の野球人生は仙北市立角館小学校3年生の時にスタートしました。角館マックスでのプレーを経て、仙北市立角館中学校では軟式野球部に参加。高校は秋田県立角館高等学校に進学し、内野手として1年からベンチ入りしました。ここで、彼の野球キャリアは本格的に始まります。

高校時代の小木田選手は、チームを全国高等学校野球選手権大会に導くなどの輝かしい実績を残しました。特に、3年夏には能代松陽との準々決勝で完璧なノーヒットノーランを達成し、注目を浴びました。しかし、甲子園出場は逃し、「社会人を経てからプロに行きたい」と語る一方で、プロ志望届は提出しませんでした。

卒業後はTDKに入社し、投手としての腕を磨きました。入社2年目には都市対抗野球に出場し、これがプロへの道を開くきっかけとなりました。特に、都市対抗2次予選では7年ぶりの本大会出場に貢献しましたが、ドラフトの指名は2年続けて未達でした。

オリックス・バファローズへの入団

2021年のドラフト会議で、オリックス・バファローズから7位指名を受け、契約金3000万円でプロ契約を結びました。背番号は56です。初年度は早速都市対抗野球でプロ初登板を果たし、チームも初戦を突破しますが、その後の試合では苦戦を強いられました。

オリックスでの活躍

2022年シーズンにおいて、春季キャンプはBグループでスタートし、レギュラーシーズンでは一軍に加わりました。プロ入り初登板は3月26日の埼玉西武ライオンズ戦で、無失点に抑えましたが、新型コロナウイルス感染により一時登録抹消を余儀なくされました。

その後のシーズンでは様々な役割をこなし、最終的にはレギュラーシーズンで16試合に登板し、防御率3.14を記録しました。2023年シーズンには更なる成長を見せ、38試合の登板で4勝を挙げ、特にシーズン終了時点での防御率2.19は素晴らしい成績でした。

投球スタイル

小木田選手の投球スタイルは多彩です。最速153km/hのストレートと切れ味のあるスライダーを武器にしつつ、スプリットやカットボール、カーブなども駆使します。彼の身長173cmはプロ選手としては小柄ですが、その分、独自の投球スタイルを身に付けています。

パーソナルライフ

プライベートでは、2021年12月に高校時代の同級生と結婚。家庭との両立を大切にし、オリックス・バファローズでは皆から愛される存在です。彼の名前は、古田敦也選手から取られたもので、性格はほっこりとしていて親しみやすいです。同学年の選手たちから「小木田世代」と呼ばれ、特別な存在になっています。

まとめ

小木田敦也選手は、成長著しいプロ野球選手です。彼の活躍はオリックス・バファローズだけでなく、野球界全体に良い影響を与えています。彼の今後の成長が非常に楽しみです。

もう一度検索