小林高也

小林高也のプロフィール

小林高也（こばやし たかや）は、1984年2月26日生まれの元プロ野球選手です。彼は外野手として日本のプロ野球で活躍しましたが、そのキャリアの中で育成選手としての立場からスタートしました。

経歴

プロ入り前

彼の野球人生は小学生時代から始まっています。小学校時代、彼は投手として活躍し、全国大会で3位になる成績を残しました。中学校では調布シニアに籍を置き、全国制覇を達成するなど、早くから才能を示していました。

高校は新潟明訓高に進学し、2年生の秋から野手に転向。3年生の春からスタメンに定着しましたが、経験豊富な高校の大会では新潟県予選準決勝で惜しくも敗退しました。

高校卒業後、小林は東京経済大学に進学。大学野球では2部リーグに所属しながら、通算13本塁打を記録しました。特に3年時に行われたOBプロ交流戦では、当時の巨人打撃投手であった森中聖雄から東京ドームで本塁打を放つなど、記憶に残るプレイも見せました。

2005年のプロ野球ドラフトでは、北海道日本ハムファイターズから育成選手としての指名を受けようとしましたが、社会人チームに内定していたため規定により指名は見送られました。この一件が影響し、その後日本ハムは2018年まで育成選手の指名を行うことがありませんでした。その後、明治安田生命に入社し、硬式野球部に参加しましたが、ドラフトのことが頭に残り野球への情熱を失い、わずか3ヶ月で退職しました。

その後は一般企業で働きつつ、子供たちへの野球指導を行っていましたが、2008年に友人の勧めで再び野球の道に戻ることを決意し、東京弥生クラブに入団しました。そして、スカウトの目に留まるようになり、再びプロを目指すことになりました。

2008年10月30日、中日ドラゴンズから育成選手として指名を受け、11月17日に契約を結びました。

中日時代

中日ドラゴンズでは、3年間の在籍中に一軍に上がることは叶わず、2011年には戦力外通告を受けました。

巨人時代

同年12月には育成選手として読売ジャイアンツに入団することとなりますが、2012年10月には再び戦力外通告を受け、その後現役を引退しました。

引退後の経歴

現役引退後は1年間のブランクを経て、再び古巣の東京弥生クラブに戻り、コーチとして指導しながらプレーを続けましたが、最終的には退団しました。現在は自身のInstagramを通じて、少年野球や社会人野球、ソフトボールの指導に関する投稿を行っています。

プレースタイルと人柄

小林はキャンプにおいて、複数の評論家からその長打力を高く評価されました。逆方向への長打が得意であると自負し、目標とする選手には日本の和田一浩や村田修一、さらにメジャーリーグのサミー・ソーサやアレックス・ロドリゲスを挙げています。彼の野球に対する情熱と努力は、多くの若手選手たちに良い刺激となるでしょう。

詳細情報

• - 年度別打撃成績：一軍公式戦出場はなし。
• - 背番号：211（2009年 - 2011年）、008（2012年）

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