小牧市消防本部

小牧市消防本部について

愛知県小牧市にある小牧市消防本部は、地域の安全と防災の要として重要な役割を担っています。この消防機関は1964年に設立され、以来数十年にわたり市民の安全を守るために尽力してきました。

沿革

小牧市消防本部は、1964年4月に設立され、初期においては小牧市役所の新庁舎に所在していました。1965年には消防署が新庁舎に移転し、その後も拡充と発展が続きました。1976年に新消防庁舎が完成し、1982年には東支署が仮庁舎で開設されました。さらに、1986年には東支署の庁舎が完成し、1992年には南出張所を開設。1996年には北出張所も開設されました。

2003年には南出張所が「南支署」、北出張所が「北支署」にそれぞれ改称され、消防業務の効率化が進められました。2004年には高機能消防指令センターが運用を開始し、より迅速な対応が可能になりました。さらに2016年には尾張中北消防指令センターの運用が始まり、地域の消防サービスの向上につながっています。

組織と機関

小牧市消防本部は、消防総務課と予防課に加え、多数の消防署を持つ組織です。各消防署は、地域のニーズに合ったサービスを提供するため、各種の消防機器を搭載した消防車両を保有しています。これには、普通消防ポンプ自動車、水槽付消防ポンプ自動車、はしご付消防自動車、化学消防自動車、救急自動車、救助工作車などが含まれています。

具体的には、2019年4月1日現在で、普通消防ポンプ自動車が2台、水槽付消防ポンプ自動車が5台、はしご付消防自動車が2台、化学消防自動車が2台、そのほかにも水槽車、救急車、指揮車、広報車など計18台を搭載した多様な車両が揃っています。

地域との関わり

小牧市消防本部は、消防業務に加えて地域との関わりも大切にしています。本部の周辺には小牧警察署や間々観音、パークアリーナ小牧、小牧山などがあり、地域住民との協力体制を築く重要な場所でもあります。また、地域のイベントや防災訓練を通じて、市民との繋がりを深めていくことを心掛けています。

まとめ

小牧市消防本部は、市民の安全と安心を守るため、設立以来、不断の努力を続けてきました。消防署の充実や指令センターの運用によって、時代のニーズに応じた対応を強化しています。地域の総合的な安全をサポートするこの組織は、今後も小牧市の防災活動の中心として、さらなる発展が期待されています。

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