小笠山総合運動公園

小笠山総合運動公園（エコパ）

静岡県の掛川市と袋井市にまたがる小笠山総合運動公園、通称エコパは、なだらかな山々に囲まれた広大な都市公園です。この公園は2001年5月10日に開園し、総面積は269.7ヘクタールに及びます。開園には約800億円の巨額の費用が投じられ、静岡県が所有し、静岡県サッカー協会グループによって管理・運営が行われています。

施設の概要

小笠山総合運動公園は、その多種多様なスポーツ施設によって、地域住民や訪問者に様々なアクティビティを提供しています。主な施設は以下の通りです。

エコパスタジアム

このスタジアムではサッカー、ラグビー、陸上競技など多面的なスポーツが楽しめるほか、アーティストのコンサートなども行われており、地域の文化イベントの中心でもあります。また、2019年のラグビーワールドカップでは、日本がアイルランドに勝利した名場面もこの場で生まれました。

エコパアリーナ

最大収容人数1万人を誇るエコパアリーナは、様々なスポーツイベントやコンサート、展示会などに幅広く対応する多目的アリーナです。バスケットボールやバレーボールでは最大4面使用可能で、観客にとっても非常に便利な施設です。

トレーニングルーム

この施設には、有酸素運動や筋力トレーニング用の各種機器が豊富に揃っています。使用料金を支払えば誰でも利用でき、トレーナーも常駐しているため、初心者でも安心してトレーニングに取り組むことができます。

補助競技場

エコパスタジアムのサブ競技場として位置づけられている補助競技場は、投擲練習場を持ち、指定されたスポーツイベントや練習に対応できます。

人工芝グラウンド

このサッカー専用グラウンドは、JFAから認定を受けたロングバイル人工芝ピッチです。練習や試合に利用可能で、便利なレストハウスも設置されています。

多目的運動広場

芝生で覆われたこの運動広場は、スポーツや地域のイベントなど多岐にわたって利用されています。

ビオトープ

自然環境を大切に維持したこのエリアでは、小笠山の美しい自然を観察でき、訪れる人々に癒しを提供しています。

ふれあいの森

こちらには散策路が整備されており、自然を楽しみながらの散策ができます。また、高台からは周囲の素晴らしい景色を一望することも可能です。

アクセス

公園へは、東海道本線の愛野駅から徒歩15分、東名高速道路の掛川インターチェンジからは車で8分、同じく袋井インターチェンジからは14分の距離にあります。近隣の駅やインターチェンジからアクセスが非常に良好です。これにより、県内外から多くの来訪者が気軽に訪れることができます。

まとめ

小笠山総合運動公園は、様々なスポーツ活動が行えるだけでなく、自然を楽しむ場としても多くの人に親しまれています。地域の文化やスポーツを支える重要な場であり、訪問者一人ひとりに特別な体験を提供することを目指しています。

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