山下久美子

山下 久美子について

山下 久美子（やました くみこ）は、1959年1月26日に大分県別府市に生まれた日本の人気歌手です。現在はソルチ・ミュージック・エンタテインメントに所属しており、幅広い音楽活動を展開しています。元夫は著名なギタリスト布袋寅泰であり、女性アーティストとしての魅力だけでなく、彼女の私生活も注目を集めています。

略歴

彼女の音楽キャリアは1980年に始まりました。博多のクラブでパフォーマンスをしていた際、渡辺音楽出版のプロデューサーにスカウトされ、若者向けの音楽プロジェクト「NON STOPプロジェクト」に参加することになりました。そこでリリースされたシングル「バスルームから愛をこめて」は、彼女のデビュー作として知られています。元々はSMSからのデビューが計画されていましたが、その制作体制に不安があったため、最終的には日本コロムビアからのデビューとなりました。

1982年にはシングル「赤道小町ドキッ」が大ヒットし、一躍名を馳せることになります。1985年に布袋寅泰と結婚し、同年にはジョイントコンサートにも参加しました。その後、彼女は音楽活動から一時休止する時期を持ちましたが、1991年に復帰し、新たなレコード会社で新曲をリリースしました。1992年からは女優業にも挑戦し、幅広い趣味を持つ多才なアーティストとして知られるようになりました。

私生活とエピソード

山下は1997年に布袋と離婚。その後、シングルマザーとして双子の女の子を出産し、子育てと音楽活動を両立させてきました。彼女は「別の尊い絆で結ばれている」と述べており、結婚しなかった理由についても言及しています。

また、山下は「胸キュン」という言葉を世に広めた人物としても知られています。彼女のファンクラブ名やキャッチコピーにはこの言葉が使われており、YMOがリリースした「君に、胸キュン。」の際には、彼女の許可が取られたというエピソードもあります。1981年にはライブの際に観客が一斉に立ち上がり、彼女に「総立ちの久美子」の異名を与えました。

音楽活動の復活

2006年にはリサージカフェに出演し、その後も活動の幅を広げています。2013年にはSSMからソルチ・ミュージックに移籍し、音楽活動を再び活発化させました。大澤誉志幸とのコラボレーションアルバムもリリースし、音楽シーンでの存在感を示しています。

まとめ

山下久美子は、その音楽活動を通じて多くのファンに影響を与えてきたアーティストです。彼女の才能と情熱は、常に新しい挑戦へと導いており、これからも注目される存在であり続けることでしょう。

もう一度検索