山口県立下関武道館

山口県立下関武道館

山口県立下関武道館は、山口県下関市の下関北運動公園内に位置する県立の総合武道館です。武道を通じた地域交流の拠点として、様々な活動が展開されています。

概要

下関武道館は、山口県スポーツ交流まちづくり拠点施設条例に基づき設置されました。「武道」をシンボルとした交流拠点として、地域住民のスポーツ振興に貢献しています。施設の管理運営は、下関市が指定管理者として受託し、山口県立下関武道館の管理に関する規則に基づいて行われています。

この施設は、山口県立の公共施設として初めてPFI（Private Finance Initiative）の手法により整備されました。民間事業者が建設し、完成時に所有権を県に移管した上で維持管理を行うBTO（Build-Transfer-Operate）方式が採用されています。整備事業には、東亜建設工業グループと九電工グループが参加し、審査の結果、性能評価点の高い九電工グループが最優秀提案として選定されました。九電工グループが設立した特別目的会社（SPC）である株式会社下関コミュニティスポーツと事業契約が締結され、施設の整備が行われました。

施設は2011年7月21日にオープンし、同年開催された「おいでませ! 山口国体」では剣道競技の会場として使用されました。

施設概要

下関武道館には、様々な武道・スポーツに対応できる施設が整っています。

大道場
約1,824㎡の広さを誇り、剣道、柔道、空手道、なぎなたの公式競技面6面を確保できます。ハンドボール、バスケットボール、バレーボール、バドミントン、卓球など、多様なスポーツにも対応可能です。
1,030席の固定席と6席の車椅子席を備えた観客席があります。
柔道場
約640㎡の畳敷きの道場で、柔道の公式試合2面を確保できます。128席の固定席と6席の車椅子席があります。
剣道場
約667㎡の板張りの道場で、剣道、空手道、なぎなたの公式試合2面を確保できます。130席の固定席と6席の車椅子席があります。
弓道場（近的）
距離28mの12人立が可能な近的用の全天候型弓道場です。112席の固定席と4席の車椅子席があります。
相撲場
414㎡のフロア内に盛土俵を備えた屋内相撲場です。114席の固定席と5席の車椅子席があります。
その他
トレーニングルームなど、武道・スポーツに必要な諸室も完備されています。

アクセス

中国自動車道下関インターチェンジから約15分（駐車場150台）
JR西日本山陽新幹線・山陽本線 新下関駅からサンデン交通バスで8分、「蒲生野」下車徒歩2分

関連項目

山口県立おのだサッカー交流公園 - 本館と同じく「山口県スポーツ交流まちづくり拠点施設条例」を根拠に整備されたサッカー場

外部リンク

公式ウェブサイト
山口県立下関武道館についてのURL'>山口県立下関武道館について - 山口県総合政策部スポーツ・文化局スポーツ推進課

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