山崎円美

山崎 円美（やまざき まるみ）

山崎円美は1990年6月9日生まれ、埼玉県で育った女子サッカーおよびフットサルの選手です。彼女は主にミッドフィールダーやフォワードとしてプレーし、豊富な経験と技術を持つ選手として知られています。

ユース時代

サッカーとの出会いは7歳の時であり、彼女は非凡な才能を早くから示しました。高校時代にはASエルフェン狭山FCでプレーし、2007年にはなでしこリーグ2部で24得点を挙げ、得点王に輝きました。この功績は彼女にとって大きな自信となり、次のステップへと進む原動力となりました。

シニアキャリアへ

2009年に浦和レッズレディースユースからアルビレックス新潟レディースに加入し、同時に新潟医療福祉大学健康スポーツ学科に進学しました。在学中には小原由梨愛と親しい関係を築き、共に成長していきました。彼女は新人として多くの試合に出場し、次第にリーグでの地位を確立していきます。

その後、2016年にはAC長野パルセイロ・レディースに移籍し、さらなる経験を積みました。2018年にはジェフユナイテッド市原・千葉レディースに完全移籍し、2021年にはWEリーグに参入した大宮アルディージャVENTUSに所属しました。

引退とフットサルへの転向

2023年6月29日、彼女は現役引退を発表しましたが、その数週間後に日の当たる舞台から転身し、フットサルの世界へ挑戦することを決断しました。さいたまSAICOLOに加入し、新たなキャリアを歩む姿勢には、多くのファンからの期待が寄せられています。

代表経験

山崎は自身のキャリアを通じて、各世代の日本代表にも選出されています。特に、2009年のAFC U-19女子選手権ではU-19日本代表として3試合に出場し、貴重な経験を得ました。その後、2013年にはなでしこジャパンに選ばれ、アルガルヴェ・カップ2013でノルウェー戦に出場し、A代表デビューを飾りました。

所属クラブの歴史

彼女のキャリアを通じてのクラブ所属は以下の通りです：

• - ユース

- 1998-2002: 安松FC/TSガールズ
- 2003-2004: ラガッツァFC
- 2005: 所沢市立安松中学校サッカー部
- 2006-2007: ASエルフェン狭山FC
- 2008: 浦和レッズレディースユース

• - なでしこリーグ

- 2009-2016: アルビレックス新潟レディース
- 2016-2018: AC長野パルセイロ・レディース
- 2018-2020: ジェフユナイテッド市原・千葉レディース

• - WEリーグ

- 2021-2023: 大宮アルディージャVENTUS

成績とタイトル

特筆すべきは、彼女が日本女子サッカーリーグで通算200試合に出場したことです。また、U-19日本女子代表としてAFC U-19女子選手権で優勝した実績も持っています。彼女の活躍は多くのサッカーファンに刺激を与えました。

今後、山崎円美の新たな挑戦に注目が集まります。

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