山崎稜

山崎稜：広島を優勝に導いたMVPシューティングガード

山崎稜（やまざき りょう）は、1992年9月25日生まれ、埼玉県出身のプロバスケットボール選手です。B.LEAGUEの広島ドラゴンフライズに所属し、シューティングガードとして活躍しています。身長183cm、体重82kg。

バスケを始めたきっかけ

山崎選手がバスケットボールを始めたきっかけは、2000年にさいたまスーパーアリーナで開催されたスーパードリームゲーム2000を観戦したことでした。この体験が、彼のバスケットボール人生の幕開けとなりました。

高校時代

昌平高等学校に進学した山崎選手は、3年次に出場した2010年のウィンターカップでチーム最多の21得点を記録しました。しかし、チームは初戦で敗退しています。

スラムダンク奨学金

高校卒業後、山崎選手は井上雄彦が創設したスラムダンク奨学金の第4期奨学生として、2011年にアメリカのサウスケントスクールに留学しました。2012年5月にサウスケントスクールを卒業後、同年9月にはタコマ・コミュニティ・カレッジに進学しています。

プロ選手として

2013年、山崎選手は帰国し、同年7月に埼玉ブロンコスに練習生として入団。同年10月18日に埼玉ブロンコスと選手契約を結び、プロ選手としてのキャリアをスタートさせました。2013-14シーズンは29試合に出場しましたが、シーズン終了後に契約満了となり退団。

2014年6月にはバンビシャス奈良に移籍し、1シーズン在籍。

2015年7月には富山グラウジーズに移籍し、2シーズン活躍しました。

2017年7月、初代Bリーグチャンピオンとなった栃木ブレックスへ移籍。栃木ブレックスには3シーズン在籍しました。

2020年7月、群馬クレインサンダーズに移籍し、3シーズン在籍しました。

広島ドラゴンフライズへ

2023年7月、山崎選手は広島ドラゴンフライズに移籍。移籍初年度となった2023-24シーズン、広島ドラゴンフライズはBリーグチャンピオンシップ2023-24にワイルドカード枠で進出。山崎選手はチャンピオンシップ全8試合に出場し、平均13.9得点を挙げるなどチームを牽引し、見事チームを優勝に導きました。この活躍が認められ、Bリーグチャンピオンシップ2023-24のMVPに選出されました。

プレースタイル

山崎選手は、高いシュート力と冷静な判断力が持ち味のシューティングガードです。また、ディフェンスやリバウンドにも積極的に参加するなど、献身的なプレーも彼の魅力の一つです。

関連情報

埼玉ブロンコスの選手一覧
富山グラウジーズの選手一覧
リンク栃木ブレックスの選手一覧
Ryo Yamazaki (yamazaki.ryo) - Facebook
* 井上雄彦、歴代スラムダンク奨学生と語る「高校では終われない、君へ。」 - Webスポルティーバ、2013年7月12日

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