山本光学

山本光学株式会社について

山本光学株式会社は、1911年に大阪で創業した老舗企業です。本社を大阪府東大阪市に構え、産業安全保護具、光学レンズ、サングラス、ヘルメットなど、幅広い製品の製造・販売を手掛けています。特に、スポーツアイウェアブランド「SWANS（スワンズ）」と、産業安全用保護具ブランド「YAMAMOTO（ヤマモト）」は、その高い品質と信頼性で知られています。

歴史

山本光学の歴史は、1911年に山本晴治が大阪市内で山本眼鏡レンズ製作所を設立したことから始まりました。その後、1935年に東大阪市へ工場を移転し、合名会社として組織を改編。1946年には「スワン印水中メガネ」の販売を開始し、1947年には株式会社（山本防塵眼鏡株式会社）へと組織変更されました。1980年には現在の社名である山本光学株式会社に変更し、1985年には株式会社アイヴァンと合併することで、更なる成長を遂げました。

ブランド展開

山本光学は、以下の主要ブランドを展開しています。

SWANS（スワンズ）: スポーツ用アイウェアブランドとして、サングラス、スノーゴーグル、スイミングゴーグル、ダートゴーグルなど、多岐にわたる製品を提供しています。アスリートからの支持も厚く、多くのプロ選手が愛用しています。
YAMAMOTO（ヤマモト）: 産業用安全眼鏡、レーザ光用遮光眼鏡、呼吸器保護具など、産業現場での安全を支える保護具を提供しています。高品質な製品は、多くの現場で信頼されています。
DICE（ダイス）: スノーボード用ゴーグルを中心に展開しています。
OUTLAND（アウトランド）: アウトドアシーンに特化したサングラスなどを展開しています。
SPALDING（スポルディング）: 一般スポーツサングラスを中心に展開。
FATFIVE（ファットファイブ）: スノーボードゴーグルを展開。
IDENT（アイデント）: サーフィン用サングラスを展開。
PROTEC（プロテック）: スノーボード、スケートボード用ヘルメットを展開。
DAINESE（ダイネーゼ）: 自転車用プロテクターなどを展開。

事業所と店舗

山本光学は、大阪本社を中心に、東京支店、複数の工場、直営店舗を展開しています。主要な事業所と店舗は以下の通りです。

大阪本社: 大阪府東大阪市長堂3丁目25-8
東京支店: 東京都文京区後楽1丁目4-14 後楽森ビル8階
大阪工場: 大阪府東大阪市長堂3丁目26-9
淡路工場: 兵庫県淡路市久留間字2065-1
北淡工場: 兵庫県淡路市富島240-1
徳島工場: 徳島県阿波市土成町土成字殿開82-8
徳島第二工場: 徳島県阿波市土成町土成字殿開82-13
徳島漆畑工場: 徳島県阿波市土成町土成字漆畑11-1
SWANSコミュニケーションセンター大阪: 大阪府東大阪市長堂3丁目26-9
SWANS STORE KITTE大阪店: 大阪府大阪市北区梅田三丁目2-2 KITTE大阪3階309-2区画
SWANS STORE TOKYO店: 東京都千代田区神田小川町2丁目4-6 OUTDOOR PLAZAビル

アスリートサポート

山本光学は、多くのトップアスリートをサポートしており、製品開発にも彼らの意見が活かされています。主なサポート選手は以下の通りです。

陸上競技: 野口みずき、尾崎朱美、嶋原清子、セカンドウィンドAC、マーラ・ヤマウチ
テニス: 松井俊英
卓球: 水谷隼
ゴルフ: 石川遼、諸見里しのぶ、薗田峻輔、江連忠、芹澤信雄
トライアスロン: 白戸太朗、田山寛豪、チームケンズ
スピードスケート: 寺尾悟（ショートトラック）、田畑真紀
スキー: 石田正子（クロスカントリースキー）、遠藤尚（モーグル）
自転車競技: 宇都宮ブリッツェン（ロードレース）、湘南ベルマーレ（ロードレース）、小笠原崇裕（マウンテンバイク）
バスフィッシング: 深江真一
サーフィン: 関谷利博、堀口真平、入谷拓哉

その他、多くの選手をサポートしており、スポーツ界における貢献も大きいです。

外部リンク

* 山本光学株式会社

山本光学は、100年以上にわたる歴史の中で培ってきた技術とノウハウを活かし、これからも人々の安全とスポーツシーンを支え続けるでしょう。

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