山本泰寛

山本 泰寛 (やまもと やすひろ)

基本情報

• - 生年月日: 1993年10月10日
• - 出身地: 東京都荒川区
• - ポジション: 内野手
• - 投打: 右投右打
• - 所属チーム: 中日ドラゴンズ
• - 愛称: ヤス

経歴

プロ入り前

山本は幼少期より野球に親しみ、東京都台東区で軟式野球を始めました。中学校では世田谷西シニアに所属し、全国大会優勝を果たします。高校では慶應義塾高等学校に進学し、1年生の時に遊撃手に転向。3年生の時には春季大会で優勝経験があり、注目の選手として成長しました。大学は慶應義塾大学に進学し、リーグ戦に出場し続け、控えとしてでもチームの活躍に貢献しました。

巨人時代

2015年のドラフトで読売ジャイアンツから指名を受け、プロ入り。2016年にメジャーデビューを果たし、その年には一軍で27試合出場を果たします。2017年には初本塁打を含む活躍を見せ、2019年には自身最多の92試合に出場。しかし、シーズン終了後には苦い経験もあり、結果としてチャンスを求めて他球団へ移籍しました。

阪神時代

2020年のオフに阪神タイガースにトレード移籍。移籍後は即戦力として期待されるも、2021年には虫垂炎にかかり出場が限られた。しかしその中でも多くのポジションを守り、特に二遊間では頼れるプレイヤーとして存在感を示しました。2022年には待望の本塁打を放ち、チームの一員として成長しました。最終的には2023年、阪神では出場がなく、戦力外通告を受けることとなります。

中日時代

2023年11月に中日ドラゴンズへ移籍が決定し、2024年シーズンには開幕一軍入りを果たしました。重責を担ってプレーし続け、特に阪神戦での活躍が期待されています。

選手としての特徴・人柄

山本は内野の全てのポジションをこなすユーティリティープレイヤーです。その守備力は、巨人でのコーチからの指導を受けたことが基盤となっています。打撃面ではバントやフォアボール選出の巧みさで評価が高く、試合の流れを変えるプレイを見せることができます。人柄としては、真面目で優しい性格が知られており、大学時代には多くの後輩に慕われていました。また、移籍後も「巨人に負けたくない」という強い意志を持ってプレーを続けています。

家族

妻は毎日放送のアナウンサー、辻沙穂里であり、同じ慶應大学の同窓生です。2019年に入籍し、その後お子さんも生まれています。仕事の都合上、長い間別々に生活していましたが、阪神への移籍を機にファミリーが確認される形となりました。

まとめ

山本泰寛選手は、プロ野球の舞台で多くの経験を積み重ね、さまざまなポジションで貢献してきた選手です。中日ドラゴンズで新たな挑戦を続ける彼には、今後も目が離せません。

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