山田喜久夫

山田 喜久夫（やまだ きくお）のプロフィールと経歴

基本情報

• - 生年月日: 1971年7月17日
• - 出身地: 愛知県海部郡十四山村（現・弥富市）
• - ポジション: 投手

学校時代と高校野球

山田は1987年に東邦高校に入学し、名監督・阪口慶三の指導の下、即座にエースとして活躍を始めました。特に彼の高校2年生の時、1988年の春の選抜ではチームを準優勝に導きました。翌年の1989年には、決勝で上宮高校を破り、春の選抜での優勝を果たし、平成最初の優勝投手となる栄誉を手にしました。高校野球での活躍により、彼はドラフトで注目され、1989年に中日ドラゴンズから5位指名を受け入団することになりました。

プロ野球選手としてのキャリア

1990年にプロ入りし、山田はその年から一軍に昇格し、主に中継ぎ投手として活躍しました。特に1993年には自己最多の46試合に登板し、その実力を証明しました。また、1994年に行われた10.8決戦では、2番手としてマウンドに立ち、重要な役割を果たしました。

彼の登録名は1995年から1996年までは「キク」として使用されていましたが、1998年には球団から戦力外通告を受けました。その後、1999年には広島東洋カープに移籍しましたが、試行錯誤の末、わずか5試合の登板に終わり、再び戦力外となり、そのまま現役を引退しました。

引退後の活動

現役を引退した後、彼は横浜や古巣の中日ドラゴンズで打撃[[投手]]として経験を積みました。さらに、野球指導の道にも進み、NPO法人を立ち上げて野球塾を開設しました。野球指導以外にも、2014年からはナゴヤドーム近くで、わらび餅店「喜来もち ろまん亭」を経営しています。

成績と記録

山田のプロ選手としての記録は、1990年7月30日に広島東洋カープとの対戦で初登板し、初めての奪三振も同日に達成しました。また、初勝利は1992年8月20日の同じく広島との試合で記録しました。背番号は32、13、94、117と変遷しながら、彼の足跡を刻んでいきました。

メディア出演

彼の現役引退後には、テレビ番組にも出演しています。「カンニング竹山の新しい人生、始めます!」や、「OF LIFE「わらび餅職人 山田喜久夫」」など、多岐にわたる活動を行っています。

おわりに

現在も多様な活動を続け、自身の経験を活かしながら次世代の野球人を育成する山田喜久夫は、プロ野球選手としてだけでなく、地域社会に貢献する人物へと成長を遂げています。

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