山田川駅

山田川駅について

概要

山田川駅（やまだがわえき）は、京都府相楽郡精華町に位置し、近畿日本鉄道（近鉄）京都線に属する駅です。駅番号はB23に設定されており、木津川市との境界近くに設立されています。駅舎は精華町内にありますが、ホームの大部分は木津川市にまたがっています。

歴史

この駅は1928年（昭和3年）11月3日に開業し、当初は奈良電気鉄道の一部でした。1963年（昭和38年）には会社の再編成により近畿日本鉄道京都線の一部となりました。2007年（平成19年）からはICカードの「PiTaPa」を使用できるようになり、利便性が高まりました。さらに、2024年（令和6年）には終日無人駅になる予定です。

駅構造

山田川駅は、対向式の2面2線を持つ地上駅で、ホームの長さは4両編成分です。駅の西側には2番ホームがあり、そのホームに駅舎があります。1番ホームへのアクセスは構内踏切を使う必要があります。この駅は無人駅でありながらも、PiTaPaやICOCAに対応した自動改札機や自動精算機が導入されています。また、駅から京都寄りの各駅で大阪難波駅経由の阪神電鉄線への連絡乗車券の購入はできません。

利用状況

近年の山田川駅の利用状況を示すデータがあります。2022年11月13日には3,895人が駅を利用し、過去数年にわたって日々の乗降者数は変動しています。2015年には4,874人が利用し、その後は減少傾向を見せていますが、周辺の開発により再度利用者が増える可能性もあります。

駅周辺

近年、山田川駅の周辺には商業施設が整備されており、駅前の利便性が高まっています。駅の北側には国道163号山田川バイパスが走っており、旧国道163号と京都府道22号八幡木津線が駅近くに走っています。駅の近隣には同志社国際学院初等部や山田荘郵便局、アル・プラザ木津などがあり、地域の生活に密着した存在となっています。

バス路線

かつては当駅から複数の路線バスが運行されていましたが、現在では相楽東部広域バスが加茂駅と月ケ瀬口駅を結ぶ路線が主に利用されています。バスターミナルとしての役割も果たしていた歴史があり、駅の旅客輸送の発展に貢献してきました。

隣接駅

山田川駅は近畿日本鉄道京都線上に位置し、隣接する駅は木津川台駅（B22）と高の原駅（B24）です。急行列車は当駅を通過しますが、普通列車は停車します。

このように、山田川駅は地域住民や観光客にとって重要な交通の要所となっています。駅の利用者数が変動している中で、さらなる利便性の向上が期待されています。

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