岐阜県グリーンスタジアム

岐阜県グリーンスタジアム

岐阜県グリーンスタジアム（ぎふけんグリーンスタジアム）は、岐阜県各務原市に位置する球技場です。このスタジアムは岐阜県及び各務原市が共同で運営管理しており、ホッケーやフットサル、6人制ホッケー、アメリカンフットボールなどのさまざまなスポーツイベントに利用されています。実際、各務原市ホッケー場もこのスタジアムの一部として機能しています。

施設の概要

岐阜県グリーンスタジアムの敷地面積は28,744平方メートルであり、そのうち人工芝の面積は14,098平方メートルです。すべてのフィールドは人工芝で覆われており、スポーツを行う上で快適な環境が整っています。使用の予約は、利用日の1か月前から可能です。

グラウンドの特徴

• - フィールドサイズ: 133メートル×106メートルの総人工芝フィールド
• - メインスタンド: 鉄筋コンクリート造の3階建てで、1,630人を収容可能
• - バックスタンド: 約3,400人を収容
• - 照明設備: 6基の照明が設置され、360ルクスの明るさを提供
• - 利用時間: 毎日9:00から21:00まで使用可能
• - 休業日: 毎週火曜日、月曜日が祝日の場合は、翌日が休業日

施設の利用料金については、各務原市の公式ウェブサイトを参考にすることができます。

歴史

このスタジアムは2000年7月8日に完成し、その後多くのスポーツイベントが開催されてきました。特に2004年にはアテネオリンピックに向けたホッケー日本代表の強化施設として利用され、その重要性が増しました。2016年6月には川崎重工業が命名権を取得し、「川崎重工ホッケースタジアム」という名前に改称されました。この契約は2021年6月までの5年間のものでした。

所在地

岐阜県各務原市下切町6丁目1-4に位置し、各務原市ホッケー場の住所も同様に岐阜県各務原市下切町6丁目1-1となっています。

主な大会

岐阜県グリーンスタジアムはさまざまなスポーツイベントの開催地として知られています。毎年3月上旬には「かかみがはらシティマラソン」が行われ、多くの参加者で賑わいます。また、2008年には北京オリンピック男子ホッケー世界最終予選がこのスタジアムで行われました。さらに、2012年にはロンドンオリンピック男女ホッケー最終予選も開催され、日本代表チームがオリンピック出場を決定しました。

アクセス

名鉄各務原線の各務原市役所前駅からタクシーで約5分、または各務原市ふれあいバスの稲羽線・川島線「川崎重工ホッケースタジアム前」バス停から徒歩でアクセスできます。JR高山本線の那加駅からはタクシーで約15分の距離です。

その他

岐阜県グリーンスタジアムが各務原市に設置されたのは、この地域がホッケーの盛んな場所であるためです。地元の岐阜県立岐阜各務野高等学校ホッケー部は国体やインターハイで優勝を果たし、、東海学院大学もホッケーが盛んに行われていることが知られています。また、アテネオリンピックのホッケー女子日本代表は資金面での厳しさをバイトでカバーし、自炊で合宿を行ったことがメディアでも取り上げられ、岐阜県グリーンスタジアムも頻繁に登場しました。

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館が近くにあり、スポーツ観戦だけでなく、観光も楽しむことができる魅力的な場所です。

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