岡大海

岡 大海選手のプロフィール



岡大海(おか ひろみ)は、1991年7月15日岡山県倉敷市で生まれたプロ野球選手で、現在は千葉ロッテマリーンズに所属しています。外野手かつ内野手としての経験を持ち、右投右打のプレースタイルが特徴です。高校時代から注目を集め、大学でも「大学生野手NO.1」と称されるほどの才能を見せました。

経歴


プロ入り前


倉敷商業高等学校進学後、2年生と3年生の夏に甲子園に出場。その後、明治大学へ進学し、4年間で野手としてはもちろん、投手としても活躍を見せました。リーグ通算成績は打率.317を記録し、2013年のドラフトでは北海道日本ハムファイターズに3位指名を受けて入団。大学生としての実力を証明し、日本代表にも選出されました。

日本ハム時代


2014年は怪我により出場機会が制限されましたが、2015年にはプロ初本塁打を打つなど着実に成長。2016年には打率.374と高い数字を記録しましたが、その後は打撃不振に悩むシーズンもありました。特に2017年は期待されながら60試合の出場に留まります。
新たなスタートを切った2018年、千葉ロッテマリーンズにトレードされ、ここから彼の新たな挑戦が始まります。

ロッテ時代


移籍後の2018年7月には、早速移籍初出場を果たし、その後も度こど出場機会を増やしました。特に2019年、2021年には印象的なサヨナラ本塁打を連発し、名を馳せました。2021年には再び逆転のサヨナラ打を放ち、特別な存在となりました。また、今シーズンにあたる2023年には打率.282、7本塁打、33打点を記録し、チームに大きく貢献しました。長打力と俊足を武器にし、重要な局面での活躍が期待されています。

プレースタイルとユニークな特徴


岡選手は先発や代走、守備固めと様々な役割をこなせるのが強みです。特に試合終盤での勝負強さが「ヒロミナイト」として知られるようになっています。打撃フォームは日によって変え、その日の相手投手に合わせて調整する柔軟さも見せます。さらに、スピードと肩の強さも兼ね備え、走塁面でも高い成果を上げてきました。

人物像


岡選手は「おかぴ」や「岡ちゃん」といった愛称で親しまれ、大学時代には星野仙一氏の影響を受けて明治大学に進学した経緯もあります。普段は穏やかな性格で、食べ物の好き嫌いが多く、特に野菜が苦手だというユニークな一面も持っています。

エピソード


プロ初本塁打を果たした相手が、後にトレード相手となった藤岡貴裕選手であったという面白い偶然もあり、2016年には盗塁をするごとに社会貢献の一環としてプロジェクトも始めています。岡選手の活躍は、ファンだけでなく、チームにとっても貴重な存在となっています。これからもそのプレーに注目し続けたい選手です。

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