岡本和真

岡本和真選手について

岡本和真（おかもと かずま、1996年6月30日生まれ）は、奈良県五條市出身のプロ野球選手で、現在読売ジャイアンツに所属しています。内野手と外野手として活躍し、右投げ右打ちのスタイルで知られます。2018年には、プロ野球史上最年少の22歳で「3割・30本塁打・100打点」を達成し、以降も高い打撃成績を維持しており、2018年から2023年にかけては6年連続でシーズン30本塁打を記録しました。また、第20代読売巨人軍のキャプテンとして、チームを牽引しています。

経歴

プロ入り前

岡本選手は3歳から兄とキャッチボールを始め、五條市立北宇智小学校では軟式野球チーム「カインド」に参加して、投手兼内野手として野球に親しみました。彼は小学3年生の時に最速100km/hを計測し、次第に野球での才能を開花させていきました。同中学校では「橿原磯城リトルシニア」で活躍し、全日本中学野球選手権大会に出場、その後智辯学園高等学校に進学しました。

巨人時代

2014年のプロ野球ドラフトで読売ジャイアンツから1位指名を受けて入団し、契約金8000万円、年俸1200万円でプロ契約を結びました。岡本選手は2015年の春季キャンプを二軍で迎えた後、同年8月に公式戦に初出場。初安打を記録し、その後も順調に成長を遂げていきました。

2018年には打撃コーチの指導によりバッティングフォームを改良し、3月30日の開幕戦では2年連続で開幕スタメンに名を連ね、「3割・30本塁打・100打点」を達成。2019年は主に「4番・一塁手」として戦い、31本塁打を放つなど、見事な成長を見せました。2020年と2021年にも本塁打王と打点王の二冠を獲得し、チームに多大な貢献を果たしました。

2022年には開幕から本塁打数を量産し、通算150本塁打を達成。同年、チームはクライマックスシリーズ出場を果たせなかったものの、岡本選手の個人成績は立派でした。2023年には再び「4番」に戻り、全試合にスタメン出場。8月には200本塁打を記録し、最終的に41本塁打を達成しました。

代表歴・人物

岡本選手は、2023年のワールド・ベースボール・クラシックにおいて日本代表として活躍し、チームの優勝に貢献しました。彼のプレースタイルは、全方向に本塁打を打つ卓越した技術と、俊敏性に移る成長が講評されています。プライベートではサザンオールスターズの熱心なファンであり、自らの登場曲にも彼らの楽曲を使用するなど、個性豊かな一面を持っています。

総括

岡本和真選手は、プロ野球界でも特に目を引く存在であり、数々の記録を打ち立ててきた選手です。今後もその活躍を目にすることが期待されます。

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