岡田 将生(おかだ まさき)
岡田将生は、
1989年8月15日に
東京都江戸川区で生まれた日本の
俳優であり、
スターダストプロモーション制作3部に所属しています。182cmの身長を活かし、さまざまなキャラクターを演じてきました。
略歴
岡田は中学2年生のときに
原宿でスカウトされたものの、当時はバスケットボールに夢中で一度は断りました。しかし、高校進学後に再び連絡を取り、
2006年に日本工学院専門学校のCMで
俳優デビューを飾ります。同年、
テレビドラマ『東京少女』でテレビデビューし、その後も順調にキャリアを積み上げていきます。
2007年には
映画『天然コケッコー』、ドラマ『生徒諸君!』や『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』で主要な役を務め、
2008年には『フキデモノと妹』で初主演を果たしました。同年から
2009年にかけて、
映画『
魔法遣いに大切なこと』や『重力ピエロ』など5本に主演し、これらの作品で
2009年度の新人賞を総なめにします。
また、
2009年には
映画『ホノカアボーイ』で初主演を務め、
テレビドラマ『オトメン(乙男)〜夏〜』でも連続ドラマ初主演を果たしました。
2010年に入ると、『雷桜』で
時代劇初出演を果たし、『告白』と『悪人』では個性的な役柄で助演男優賞にノミネートされるなど、その演技力が評価されました。
特に、
2012年のNHK大河ドラマ『平清盛』では
源頼朝役を演じ、同時にナレーションも担当し、若干22歳でその2つを果たすことができ、これも大河ドラマ史上最年少の記録となりました。2014年には舞台『皆既食 -Total Eclipse-』で主演を務め、19世紀フランスの詩人アルチュール・ランボーを演じました。
2021年に公開された
映画『ドライブ・マイ・カー』は米アカデミー賞において国際長編
映画賞を受賞し、岡田本人も高崎
映画祭で助演男優賞を受賞するなど、さらなる注目を集めています。
エピソード
興味深いエピソードとしては、
2008年に放送された月9ドラマ『太陽と海の教室』と
2009年の
映画『重力ピエロ』で、
俳優の
北村匠海との共演が挙げられます。なんと、北村が彼の幼少期を演じたのです。また、2023年には
映画『1秒先の彼』の舞台挨拶で、自身の身長が181cmから182cmに伸びていたことを明かしました。
受賞歴
岡田は多くの賞を受賞しています。
2009年度には報知
映画賞や日刊スポーツ
映画大賞、ブルーリボン賞の新人賞など、数々の新人賞を受賞しました。さらに、
2010年度の
日本アカデミー賞では『告白』と『悪人』で優秀助演男優賞にノミネートされ、抜群の評価を得ました。2013年度以降もドラマアカデミー賞の助演男優賞やコンフィデンスアワードなど、数多くの受賞歴があります。
出演作品
岡田は
映画、
テレビドラマ、舞台など多岐にわたって活躍しています。
映画『ハルフウェイ』や『ホノカアボーイ』、『重力ピエロ』などが特に評価されています。また、
テレビドラマについては『ゆとりですがなにか』や『リーガルハイ』などが人気で、舞台でもその才能を発揮しています。
彼の活動は非常に幅広く、今後の活躍も期待される若手
俳優の一人です。