岩見沢市絵画ホール・松島正幸記念館

岩見沢市絵画ホール・松島正幸記念館：歴史と芸術の融合

北海道岩見沢市に位置する岩見沢市絵画ホール・松島正幸記念館は、画家・松島正幸氏の豊かな芸術世界に触れられる美術館です。1989年、松島氏から岩見沢市に寄贈された多数の作品を契機に、岩見沢市民会館・文化センター内に「松島正幸絵画ホール」として開館しました。その後、1932年築の旧岩見沢警察署（道内3番目の警察署）を改修して移転、現在に至ります。歴史的建造物を生かした美術館としての運営は、建物の保存にも大きく貢献しています。

この美術館は、松島正幸氏の作品を核として、岩見沢市にゆかりのある芸術家たちの作品も幅広く展示しています。400点以上におよぶコレクションは、北海道の美術史を紐解く上で貴重な資料となっています。油彩画、水彩画、素描など、様々な技法の作品を通して、各芸術家の個性や表現方法を深く知ることができます。展示作品は定期的に入れ替えが行われるため、何度訪れても新鮮な感動が味わえます。

館内は、歴史的建造物の趣を残しつつも、現代的な展示空間が整備されています。落ち着いた雰囲気の中で、じっくりと作品と向き合うことができます。絵画だけでなく、関連資料や企画展なども開催されるため、美術愛好家だけでなく、一般の方々も楽しめる施設となっています。

また、美術館周辺の環境も魅力の一つです。岩見沢市は自然豊かな地域であり、美術館を訪れた際には、周辺の散策もおすすめです。四季折々の風景を楽しめる公園や、歴史的な建造物が点在する街並みを歩くことで、より豊かな時間を過ごすことができるでしょう。

アクセスは、北海道中央バス（岩見沢営業所）の「6条西2丁目」、「6条通」、「7条西2丁目」バス停から徒歩圏内です。公共交通機関を利用して容易にアクセスできる立地も、美術館の魅力を高めています。

開館時間:

10時～18時（木曜日のみ13時30分～18時）

休館日:

水曜日
祝祭日の翌日
7月15日～7月22日
* 12月31日～1月5日

岩見沢市絵画ホール・松島正幸記念館は、芸術と歴史を愛するすべての人にとって、忘れられない体験を提供してくれる場所と言えるでしょう。北海道を訪れた際には、ぜひ一度足を運んでみてください。

もう一度検索