島根県立三瓶自然館

島根県立三瓶自然館、通称「サヒメル」は、島根県大田市三瓶町多根に位置する自然史博物館です。1991年10月19日に開館し、島根県の豊かな自然、特に三瓶山の生態系を深く理解できる場として親しまれています。

概要

三瓶自然館は、島根県の自然をテーマにした博物館として、地域住民だけでなく、観光客にも人気の高い施設です。1997年には、俳優の柳生博氏が名誉館長に就任し、より多くの人に自然の素晴らしさを伝えてきました。

展示構成

館内は、本館、別館、新館の3つのエリアに分かれ、それぞれのテーマに沿った展示が展開されています。

本館
ビジュアルドーム：大型ドーム映像やプラネタリウムが楽しめる施設です。美しい映像と星空の解説で、宇宙の神秘に触れることができます。
島根の自然：島根県全体の自然環境を紹介するコーナーです。地形、地質、気候など、島根の自然を形作る要素について学ぶことができます。
三瓶の自然：三瓶山周辺の自然に特化した展示です。動植物の生態や、火山活動がもたらした地形について詳しく解説しています。
身近な生き物：私たちの身近に生息する動植物を紹介するコーナーです。生態系の中でそれぞれの生物がどのような役割を果たしているのかを理解することができます。
レッドデータブックの生き物たち：絶滅の危機に瀕している動植物を紹介しています。生物多様性の重要性を学ぶことができます。
野外観察コーナー：屋外に設置された観察スペースで、実際に自然に触れながら学ぶことができます。
別館
レクチャールーム：講演会やセミナーなどが開催されるスペースです。自然に関する最新の研究成果や知識を学ぶことができます。
企画展示室：様々なテーマで企画展が開催されるスペースです。期間ごとに異なる展示を楽しむことができます。
新館
三瓶埋没林：三瓶山の火山活動によって地中に埋もれた樹木を展示しています。数千年前の森の姿を垣間見ることができます。
こどもはくぶつかんフィールドガイドコーナー：子供向けの展示で、自然を身近に感じ、遊びながら学べる工夫がされています。
環日本海地域の生い立ちと自然：環日本海地域の地史や自然について紹介するコーナーです。日本海を挟んだ地域の自然環境を比較しながら学ぶことができます。
天体観測施設・天文展示：天体望遠鏡が設置されており、夜間には星空観測会なども開催されます。宇宙の神秘を体験できます。

その他の情報

リャンコ大王：現存する最大のニホンアシカの剥製が展示されています。
国立三瓶青少年交流の家：近隣には、青少年向けの社会教育施設があります。
テンピー：詳細不明ですが、自然館に関連するキャラクター、または展示物である可能性があります。

外部リンク

* 島根県立三瓶自然館サヒメル

島根県立三瓶自然館は、子供から大人まで、誰もが楽しみながら自然について学ぶことができる博物館です。ぜひ一度足を運んで、島根の豊かな自然を体感してください。

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