川野涼多

川野涼多の選手プロフィール

川野涼多（かわの りょうた）は、2001年6月28日生まれで、熊本県熊本市からプロ野球の舞台に立つ内野手です。現在は埼玉西武ライオンズに所属し、右投右打の若手選手として、ファンからの期待も大きい存在です。

経歴の始まり

川野選手の野球は、熊本市立田迎小学校でスタートしました。ここで城南クラブに加入し、本格的に野球に打ち込んでいきます。中学は熊本市立託麻中学校に進学し、遊撃手兼投手として活躍しました。県大会では準優勝の成績を収め、彼の才能が目立つようになりました。

さらに、九州学院高等学校に進学後は、1年生の夏から背番号6を背負い遊撃手のレギュラーとしてスタメンを掴み取ります。3年生の夏には全国高等学校野球選手権熊本大会に出場し、決勝戦では2安打を放つも、熊本工業高校に惜しくも敗れ甲子園大会出場の夢は果たせませんでした。

プロ野球への道

川野選手は2019年10月17日のプロ野球ドラフト会議で埼玉西武ライオンズから4位指名を受けました。11月12日には契約合意に達し、契約金4000万円、年俸650万円という条件でプロ入り。12月12日に行われた入団発表会では、背番号56を与えられました。

西武ライオンズでの成績

プロ入り初年度となる2020年は、一軍での出場機会はありませんでしたが、二軍の公式戦には58試合出場し、打率.242、3本塁打、12打点を記録しました。2021年には初めて一軍キャンプに抜擢され、シーズンを迎えますが、一軍での試合には出場できませんでした。二軍での成績は72試合出場で打率.216、3本塁打、14打点、そして6盗塁を記録しました。

2022年は、4月30日のオリックス戦でプロ初安打を記録しましたが、5月4日に新型コロナウイルスの影響で登録抹消となりました。7月に再度登録されたものの、出場機会は限られ、最終的な成績は5試合出場で打率.143、1打点となりました。

2023年は一軍出場が叶わず、二軍でも打率.182に終わり、シーズンオフには戦力外通知を受けましたが、11月23日に育成選手として再契約しました。再契約後は背番号134が与えられました。

選手としてのスキル

川野涼多選手は、50メートル走を5秒90で駆け抜ける俊足を持っています。高校時代には、ヤクルトの村上宗隆選手と同じ学校に在籍しており、彼とはオフシーズンに自主トレーニングを共にするなど、しっかりとしたつながりも持っています。今後の活躍が非常に楽しみな選手です。

まとめ

川野涼多は、熊本県熊本市出身の若手内野手として、夢を追いかけている選手です。彼の今後の成長と活躍に期待が寄せられています。

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