市川美余

市川美余：氷上の戦略家、引退後の新たな舞台

市川美余（いちかわ みよ）は、1989年6月28日生まれ、長野県北佐久郡軽井沢町出身の元カーリング選手です。現役時代は中部電力カーリング部に所属し、サードのポジションとしてチームを牽引、主将も務めました。

カーリングとの出会いとジュニア時代の活躍

7歳という若さでカーリングを始めた市川は、清水絵美、佐藤美幸と共に「チームwish」の一員として、その才能を開花させます。チームは「チーム掛川」、「チーム軽井沢」と名前を変えながら、2005年の日本ジュニアカーリング選手権大会で見事優勝を果たしました。

中部電力での輝かしいキャリア

軽井沢高等学校卒業後、2008年に中部電力に入社。カーリング部に入部し、ここから市川の輝かしいキャリアがスタートします。2011年、2012年、2013年、2014年と、日本カーリング選手権で前人未到の4連覇を達成。中部電力カーリング部の黄金時代を築き上げました。

ソチオリンピックへの挑戦、そして引退

2014年ソチオリンピック出場を目指し、代表決定戦に挑みましたが、惜しくも敗退。オリンピック出場は叶いませんでした。その後、2014年5月の新体制会見で引退を発表し、同年6月30日付で中部電力を退社。カーリング選手としての第一線を退きました。

解説者としての新たな挑戦

引退後、市川はカーリングの解説者として新たな道を歩み始めます。選手時代に培った経験と知識を活かし、カーリングの魅力を伝える活動を精力的に行っています。

主な戦績

日本代表としての戦績

世界女子カーリング選手権：7位（2013年）
パシフィックアジアカーリング選手権：2位（2012年）、4位（2011年）

クラブチームとしての戦績

中部カーリング選手権：優勝5回（2010年 - 2014年）
日本カーリング選手権：優勝4回（2011年 - 2014年）、3位（2010年）
日本ジュニアカーリング選手権大会：優勝（2005年）、準優勝3回（2004年、2005年、2006年）、3位（2003年）

外部リンク

市川美余 (@miyoichikawa_curling) - Instagram
市川美余 - 世界カーリング連盟 (英語)
市川美余 - CurlingZone.com (英語)

市川美余は、選手としての輝かしい実績に加え、引退後もカーリングの普及に貢献しています。その情熱と才能は、これからも多くの人々に影響を与え続けるでしょう。

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