広島市総合屋内プール

広島市総合屋内プール（ひろしましそうごうおくないプール）

広島市東区牛田に存在する広島市総合屋内プールは、一般的に「広島ビッグウェーブ」の愛称で親しまれています。この施設は、1991年に開催された広島アジア大会の水泳メイン会場として開場され、その後も様々な競技大会に使われ続けています。

施設の特徴

この屋内スポーツ施設は、夏季にはプール施設として、冬季にはアイススケート場として運用されています。具体的には、6月から9月まではプールが利用され、11月から4月の間はアイススケートを楽しむことができます。施設自体は広島市が所有しており、運営管理は財団法人広島市スポーツ協会に委託されています。さらに、近隣には東区スポーツセンターも併設されており、地域のスポーツ振興に貢献しています。

開催された主なイベント

広島市総合屋内プールでは、多くの重要な大会やイベントが開催されています。例えば、1994年のアジア競技大会では水泳会場として利用され、1996年には「ひろしま国体」の水泳やシンクロナイズドスイミングの会場にも選ばれました。さらに、2001年の全国健康福祉祭や、近年では全国高等学校総合体育大会[[水泳競技大会]]も行われています。これらのイベントは、広島市のスポーツ文化の発展に大いに寄与しています。

施設の詳細情報

プール（夏季）

50mプール: 50m X 10コースの広さを持ち、競技用に設計されています。
飛込プール: 一方、飛込プールは25m X 20mのサイズで、水深は5.0mと深さが十分です。

アイススケート（冬季）

メインリンク: 冬季には、60m X 30mのメインリンクでアイススケートが楽しめます。
サブリンク: 加えて、18m X 30mのサブリンクも利用可能です。

その他の施設

施設内には、役員控室、会議室、保健室、放送室、更衣シャワー室など、選手や関係者が快適に利用できる多くの設備が整っています。

アクセス情報

広島市総合屋内プールへのアクセスは非常に便利です。アストラムラインの牛田駅（ビッグウェーブ前）からは徒歩約3分の距離です。また、広島駅からはバスを利用して、八丁堀・広島バスセンター経由の高陽や白木方面行きのバスに乗り、「東区スポーツセンター前」バス停で下車し、そこから徒歩3分で到着します。広島バスセンターからも同様にアクセス可能です。

結論

広島市総合屋内プールは、地域のスポーツ活動を支える大変重要な施設です。夏と冬で異なるレクリエーションを提供するだけでなく、各種競技大会を通じて、スポーツ文化の振興にも貢献しています。今後も多くの方に利用され、愛され続けることを期待しています。

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