徳島市立図書館

徳島市立図書館：知の拠点の詳細

徳島市立図書館は、徳島県徳島市元町のアミコビル5〜6階に位置する市立図書館です。指定管理者である株式会社図書館流通センターが運営し、徳島市教育委員会社会教育課が所管しています。2020年4月からは、株式会社HACOが施設命名権を取得し、「はこらいふ図書館」という愛称で親しまれています。

移転と拡充

2012年4月1日に、徳島市中央公民館からアミコビルへ移転しました。この移転により、施設面積は1040m2から3000m2へ、蔵書能力は27万冊から50万冊へと大幅に拡充されました。館内にはテラスやラウンジスペース、たたみコーナーなどが新設され、県内の公立図書館としては初となる自動貸出機も導入されました。

移転前は、アミコビルの5階に徳島市シビックセンター、6階に徳島東急インが入っていました。移転後も、旧館の一部は移動図書館の拠点として利用されています。

施設案内

現在の施設は以下の通りです。

アミコビル（新館）

6階: 一般室、会議室、事務室、書庫、そごうへの連絡通路
5階: こども室、子育てスペース、そごうへの連絡通路
1階: 出入口、返却ポスト

旧館（公民館）

4階: 書庫
3階: 移動図書館・配本作業室
1階: 返却ポスト、移動図書館・配本車車庫

以前は徳島市中央公民館に図書館がありました。

4階: 事務室、書庫
3階: 一般室
2階: こども室
1階: 出入口、返却ポスト、移動図書館・配本車車庫

移動図書館として、巡回文庫車“いずみ号”が活躍しています。

利用案内

開館時間: 午前9時〜午後9時
休館日: 毎月第一火曜日、1月1日、長期図書整理期間（毎年10日以内）
駐車場: 徳島駅前西地下駐車場（154台）、アミコラインパーク（420台）

歴史

徳島市立図書館の歴史は、1950年に内町小学校に開館した高松CIE図書館徳島分館に遡ります。その後、アメリカ文化センター (ACC) 徳島分校となり、1958年には徳島公園月見櫓跡北側に新築移転しました。1960年には徳島市中央公民館に付設され、1981年に独立。2012年に現在のアミコビルに移転しました。

近年では、2003年にブックスタート事業を開始、2008年から株式会社図書館流通センターに管理運営を委託しています。2012年には電子書籍貸出サービスを開始し、徳島市・石井町・北島町の図書館相互利用を開始。2020年からは「はこらいふ図書館」として新たなスタートを切りました。

周辺施設

図書館の周辺には、JR徳島駅、徳島クレメントプラザ、アミコ専門店街、徳島市シビックセンターなどがあります。

アクセス

バス: 徳島市営バス、徳島バス「徳島駅前」バス停から徒歩約4分
鉄道: JR高徳線・牟岐線徳島駅から徒歩約5分

参考文献

棚橋満雄（1991.07）『徳島県の図書館』第一出版.
徳島市史編さん室（1993.10.01）『徳島市史第4巻教育編文化編』徳島市教育委員会.
徳島市企画政策局広報広聴課『広報とくしま』徳島市.

外部リンク

徳島市立図書館
株式会社HACO

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