志太広域事務組合

志太広域事務組合：概要

志太広域事務組合は、静岡県焼津市と藤枝市の2市によって設立された一部事務組合です。当初は焼津市、藤枝市、大井川町、岡部町の2市2町で構成され、1972年（昭和47年）6月に「志太二市二町環境整備組合」として発足しました。ごみ処理施設の設置・管理を主な目的としていましたが、その後、し尿処理施設、斎場の整備・運営などの業務を拡大。1987年（昭和62年）からは、地域の看護師不足に対応するため、看護師養成事業も開始しました。1988年（昭和63年）9月には「志太広域事務組合」と改称され、市町村合併などを経て、現在の体制に至っています。

事務内容

志太広域事務組合は、多岐にわたる公共サービスを担っています。主な業務内容は次のとおりです。

ふるさと市町村圏計画の策定と実施に関する連絡調整
ごみ処理施設の建設、設置、管理、ごみ等の処分
最終処分場の建設、設置、管理（高柳清掃工場、一色清掃工場）
斎場の建設、設置、管理（志太広域事務組合斎場）
し尿処理施設の建設、設置、管理
看護専門学校の建設、設置、管理
常備消防に関する事務

組織

組合の組織は、組合議会と組合執行機関から構成されています。

組合議会: 議員定数16名（焼津市8名、藤枝市8名）
組合執行機関: 管理者1名（藤枝市長）、副管理者2名、会計管理者1名、監査委員2名

志太消防本部

志太広域事務組合は、常備消防事務も管轄しています。2013年（平成25年）3月31日、焼津市消防本部と藤枝市消防本部の統合により「志太広域事務組合志太消防本部」が発足しました。

志太消防本部の歴史

焼津市消防本部: 1955年（昭和30年）1月1日に開設。その後、分遣所の開設、救急業務の開始、消防署の改称、統合など、数々の変遷を経てきました。東日本大震災（2011年）には緊急消防援助隊を派遣しています。

藤枝市消防本部: 詳細な歴史情報は提供されていません。

志太広域事務組合志太消防本部: 2013年の発足以来、高度救助隊の強化など、消防力の向上に努めています。

志太消防本部の組織

消防本部
消防総務課
予防課
通信指令センター
消防指導課
情報指令課
消防署（2署）

志太広域事務組合は、地域住民の生活基盤を支える重要な役割を担っており、今後もその活動は継続していくものと考えられます。その歴史と組織、そして多岐にわたる事業内容を理解することは、地域社会の理解を深める上で非常に重要です。

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