志葉玲

志葉 玲（しば れい）

志葉玲は、1975年生まれの日本のジャーナリストである。東京都に生まれ、1997年に帝京大学法学部を卒業後、番組制作会社でディレクターとしてのキャリアをスタートさせた。2001年から本格的にジャーナリズムに携わるようになり、以来、市民活動家としても活動を展開している。

来歴と活動

志葉は2002年より「志葉玲」のペンネームを用い始めた。主な取材先としてイラクやパレスチナがあり、さらには国内問題にも焦点を当てている。特に日本における温暖化対策、原発問題、難民受け入れ制度などについても詳細な取材を行い、継続的に情報を発信している。2022年4月にはウクライナで現地取材を行うなど、国際的な視点からの報道を重視している。

彼はYahoo!ニュース個人、週刊SPA!、東京新聞などの媒体で記事を執筆し、講演活動も行い、様々なメディアで活躍している。

市民活動家としての活動

志葉は2003年にイラク戦争の勃発を受け、バグダードのドーラ浄水場に「人間の盾」として滞在し、戦争と平和の問題に対する意識を高めるための活動を行った。さらに、2009年からはイラク戦争の検証を求めるネットワークの事務局長として、日本政府に対してイラク戦争に関する支持や是非についての検証を求める活動を進めている。

彼はまた、「武器輸出反対ネットワーク」にも関与し、日本企業がイスラエルに対して武器の生産に関与することを阻止するための政治活動を行ってきた。これらの活動は国内外の注目を集めており、志葉の発信する情報は幅広い影響をもたらしている。

私生活

私生活では、増山麗奈と結婚し、弟子として中学生写真家の小原玲を持つ藍沙という子供をもうけたが、2022年6月に離婚を公表した。

著書

志葉の著書には以下のようなものがある。

• - たたかう! ジャーナリスト宣言―ボクの観た本当の戦争（社会批評社、2007年）
• - 川田龍平いのちを語る（写真 明石書店、2007年）
• - ガザ通信（写真 青土社、2009年）
• - イラク戦争を検証するための20の論点（共著 合同出版、2011年）
• - 原発依存国家（共著 扶桑社新書、2013年）
• - 13歳からの環境問題ー「気候正義」の声を上げ始めた若者たち（かもがわ出版、2020年4月）
• - 難民鎖国ニッポンーウィシュマさん事件と入管の闇（かもがわ出版、2022年2月）
• - ウクライナ危機から問う日本と世界の平和：戦場ジャーナリストの提言（あけび書房、2022年8月）

外部リンク

公式ウェブサイトやSNSも活用し、最新の活動や考えを発信している。志葉玲(@reishiva)はX（旧Twitter）でも情報を提供しており、フォロワーからの注目を集めている。彼の活動は、多くの人々にとって重要な情報源となっている。

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