愛と平和

SOFT BALLET - 愛と平和 (LOVE AND PEACE)

SOFT BALLETの3枚目のアルバム『愛と平和』（LOVE AND PEACE）は、1991年にリリースされました。このアルバムは、SOFT BALLETの音楽性をさらに深化させ、実験的な要素を取り入れた意欲作として知られています。

概要

初回盤は2枚組で、DISC 1にはアルバムオリジナル楽曲が、DISC 2にはリミックスバージョンが収録されています。アルバムからは、「EGO DANCE」と「FINAL」の2枚のシングルがリリースされましたが、これらのシングルに収録されたバージョンは、アルバムに収録されているバージョンとは異なっています。

制作当時、湾岸戦争が開戦した影響を受けており、アルバムにはアラビア語で「アラー・アクバル（神は偉大なり）」と叫ぶ台詞が収録されています。これは、戦争に対するメッセージを込めたものと考えられます。

収録曲

DISC 1

1. SAND LÖWE (BEAT MIX)
2. VIRTUAL WAR
3. EGO DANCE (EXTENDED VERSION)
4. OBSESSION
5. LAST FLOWER
6. AMERICA
7. FINAL
8. OPTIMAL PERSONA
9. TANGO IN EDEN
10. TEXTURE
11. SAND LÖWE

DISC 2

1. AMERICA (Remix)
2. VIRTUAL WAR (Remix)

参加ミュージシャン

遠藤遼一 - ヴォーカル
森岡賢 - コンピュータ・プログラミング、シンセサイザー、ピアノ、コーラス
藤井麻輝 - コンピュータ・プログラミング、シンセサイザー、ノイズ、金属パーカッション

ゲストミュージシャン

Ian Curnow - キーボード・プログラミング
石塚伯広 - エレクトリック・ギター、アコースティック・ギター
篠崎正嗣 - ヴァイオリン、胡弓
上領亘 - シンバル、ハイハット、タムタム、ドラムス
成田忍 - ギター
杉山勇司 - アコースティック・ギター、タブラ、タブラー・バーヤン

関連シングル

EGO DANCE
EGO DANCE (Single Version) / BLOOD / NECRON
FINAL
FINAL -7inch mix / VIRTUAL WAR -Dub Version-

特徴

SOFT BALLETの音楽性の幅広さを示す、多様な楽曲が収録されています。
エレクトロ、インダストリアル、民族音楽など、様々な音楽的要素が融合しています。
歌詞は、愛、平和、戦争、テクノロジーなど、現代社会に対するメッセージが込められています。
* ゲストミュージシャンとして、様々なジャンルの音楽家が参加しており、アルバムに彩りを添えています。

『愛と平和』は、SOFT BALLETの代表作の一つとして、今も多くのファンに愛されています。実験的なサウンドとメッセージ性の強い歌詞は、聴く者を深く考えさせ、新たな発見をもたらしてくれるでしょう。

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