戸越駅

戸越駅について

戸越駅（とごしえき）は、東京都品川区の戸越三丁目に位置する東京都交通局の浅草線に属する駅です。駅番号はA 04で、都営地下鉄の一環として多くの利用者に親しまれています。

歴史

この駅は、開業にあたり最初は「地下鉄戸越銀座」という仮称で計画されました。1968年11月15日に都営1号線の駅としてオープンし、その後1978年には線名が浅草線に変更されました。2007年3月18日からは、ICカード「PASMO」への対応が始まり、利便性が向上しました。また、2017年4月1日からは、隣接する東急池上線の戸越銀座駅との定期券連絡運輸が開始され、異なる路線を自由に行き来できるようになりました。

駅の構造

戸越駅は地下に設けられた島式ホームを持ち、1面2線の構造をしています。開業当初は中延方面に非常用の片渡り線が設置されていましたが、現在はその付属施設は撤去されています。

利用状況

2023年度のデータによれば、この駅の1日の平均乗降人員は約20,035人を記録しており、内訳は乗車人員が10,264人、降車人員9,771人となっています。年ごとの利用状況が記録されており、多くの日常的な利用者がいることを示しています。

駅周辺

戸越駅周辺は住宅地が広がっており、生活施設も充実しています。最寄りのバス停は戸越銀座で、ここには東急バスが乗り入れています。主なバス路線としては、反01系統の五反田駅行きや川崎駅ラゾーナ広場行き、反02系統の五反田駅行きと池上警察署行き等があります。これにより、駅周辺へのアクセスがさらに便利になっています。

隣接駅

戸越駅の隣には都営浅草線の中延駅（A 03）と五反田駅（A 05）があり、多様な乗り換えが可能です。これにより、通勤や観光での利用者にとって駅の利便性が高まっています。

参考文献および出典

この情報は、東京都統計年鑑や東京都交通局各駅の乗降人員データから得たものです。また、関係資料には東京都交通局の編纂による『都営地下鉄建設史-1号線-』が含まれています。

さらに、関連項目として、日本の鉄道駅一覧やかつての「戸越駅」を名乗っていた下神明駅などがあります。

戸越駅は、交通の要所として東京都内の移動に役立つ重要な駅です。

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