持丸泰輝

持丸 泰輝（もちまる たいき）

持丸泰輝は2001年10月26日生まれのプロ野球選手で、北海道旭川市出身の捕手です。現在は広島東洋カープに所属し、右投げ左打ちのスタイルでプレーしています。彼は、その強肩と強打で知られており、特に速球に対しての能力が際立っています。

経歴

プロ入り前

持丸選手は小学校2年生の時に地元の永山西クラブで野球を始めました。中学校時代にはエースで4番を務めるなど、早くからその才能を発揮しました。その後旭川大学高等学校に進学し、高校1年春からベンチ入りを果たします。高校2年生の夏には甲子園大会に出場し、初戦では佐久長聖高校との対戦で「4番・左翼手」として先発出場しました。この試合で一時勝ち越しとなる適時打を放つものの、残念ながらタイブレークで敗れました。

その後、持丸選手は新チームで捕手にコンバートされ、3年夏にも甲子園に出場しました。相手エースから1安打を放つも、惜しくも0-1で敗退。高校通算で17本塁打を記録しました。

プロ野球入り

2019年9月26日、持丸選手はプロ志望届を提出し、同年のドラフトで広島東洋カープから育成1位指名を受けました。11月8日には仮契約を結び、背番号123を付けることになりました。

広島東洋カープ時代

持丸選手は2020年にウエスタン・リーグで27試合に出場し、打率.121、1打点を記録しましたが、2021年には54試合で打率.226と成績を向上させます。この年、捕手としてはチーム最多となる46試合に出場することとなります。

2022年には一軍キャンプに参加し、オープン戦でプロ初の安打を記録しましたが、シーズン開始前には支配下登録には至りませんでした。しかし、6月18日にウエスタン・リーグで34試合に出場し、打率.230、2本塁打を残した後に支配下登録され、背番号95に変更されました。

2023年には一軍の出場はありませんでしたが、二軍で57試合に出場し、打率.178、3本塁打、14打点を記録しました。高いポテンシャルを持ち、特に速球に強い打者としての成長が期待されています。

選手としての特徴

持丸選手は、その愛称「もっちゃん」や「モッチー」で親しまれ、強肩でありながら打撃もパンチ力があり、注目されています。特に速球に対する打率の高さが彼の強みであり、今後の成長が非常に楽しみです。今後、持丸選手がどのように進化し、プロ野球界で活躍していくのかが楽しみです。

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