新宿ピカデリー

新宿ピカデリーについて

新宿ピカデリーは、東京都新宿区新宿3丁目にあるシネマコンプレックスで、靖国通りに沿って位置しています。この映画館は、1958年に初代の新宿松竹会館としてスタートし、以来多くの映画ファンに親しまれてきました。

歴史の流れ

新宿松竹会館は1958年10月28日に開業し、新宿松竹と新宿ピカデリーの2スクリーンが設けられ、邦画と洋画を交互に上映するスタイルをとりました。その後の改修によって、1992年には4スクリーン体制に移行。ちなみに、1999年には全スクリーンの名称が「新宿ピカデリー」に統一されました。2006年には老朽化のため閉館し、その後改築工事を経て、2008年には新たなシネマコンプレックスとして再開業しました。

近代的な設計

現在の新宿ピカデリーは、地上12階、地下2階建ての現代的な建物で、10のスクリーンを備えています。設計を担当したのは松田平田設計で、施工は大成建設と西松建設、東急建設の三社が共同で行いました。映画館の総座席数は2,235席に達し、特にプラチナルームやプラチナシートなど、特別な鑑賞体験を提供するためのスペースが用意されています。

最先端の映画体験

新宿ピカデリーの特徴の一つは、高い座席数を活かした多様なジャンルの映画上映です。主に映画の興行を行っている松竹マルチプレックスシアターズが運営していて、国内外のヒット作や注目作を中心に上映しています。また、銀座の地域と連携し、多くのアニメ作品を上映する傾向もみられるため、アニメファンにとっても重要な上映施設となっています。

チェーンマスターと特別上映

新宿ピカデリーでは、数多くの作品が「チェーンマスター」として上映されています。特に人気作品の公開初日には舞台挨拶も行われることが多く、新作のプロモーションイベントが数多く開催されています。これにより、新宿ピカデリーは、映画のリリース時に重要な役割を果たしています。

贅沢な観賞体験

新宿ピカデリーでは、通常の上映に加え、プラチナシートという特別席が設けられています。このシートは、目線の高さに合うように設計されており、個々の席には高級ソファやオットマンが用意されています。上映前には専用ラウンジでの飲食も楽しめ、贅沢な映画鑑賞体験を提供しています。


このように、新宿ピカデリーはその歴史と未来を融合させながら、訪れる人々に新しい映画体験を提供し続けています。映画ファンにとって、訪れる価値のある場所であることは間違いありません。

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