新川橋駅

新川橋駅について

新川橋駅（しんかわばしえき）は、愛知県清須市土器野字北中野に所在する名古屋鉄道名古屋本線の駅で、駅番号はNH41に該当します。この駅は1914年1月23日に開業され、その後も数回の改良を経て現在に至っています。

歴史の歩み

新川橋駅は、開業当初から地元の交通インフラとして重要な役割を果たしてきました。1935年には駅員が配置され、1951年には駅舎の増改築とホームの延長が行われましたが、その後、1955年には台風26号の影響で被害を受けました。2002年には橋梁改築工事のために一時的にホームを河川上へ移動させる仮駅舎が使用され、その後2004年には元の位置に戻されました。

2004年9月にはトランパスが導入され、無人化が実現しました。以降、2011年にはICカード乗車券「manaca」の使用が開始され、2012年にトランパスは供用終了を迎えました。これらの変更は、駅利用者にとって利便性を高めるものとなりました。

駅の構造

新川橋駅は、6両編成に対応した相対式の2面2線ホームを備えた地上駅です。駅管理は須ヶ口駅に集中管理されており、終日無人で運営されています。ホームは名古屋方を向き、左側に緩やかにカーブしています。安全対策のため、ホームにモニターテレビも設置されています。また、改札口は両ホームの須ヶ口側端に位置し、自動券売機や自動精算機が設置されています。

利用状況

2020年度には新川橋駅の1日平均乗降人員は725人で、過去にはもっと多くの利用者がありました。1992年度の数字では、1日平均で1,452人が利用しており、駅についての繁忙さが伺えます。かつては急行が臨時停車することもありましたが、周辺の駅との利便性も相まって、近年の利用者数は減少傾向にあります。また、清須市が駅の存続のための予算を出すことで、廃止の危機を乗り越えることができました。

駅周辺の環境

駅周辺には清須市役所や美濃街道、新川橋、新川大橋などがあり、地域との結びつきを象徴しています。移動手段としては地元住民や周辺地域の人々に活用されており、地域交通の重要なハブとなっています。

新川橋駅は、名古屋本線の二ツ杁駅と須ヶ口駅の間に位置し、両隣の駅に比べると停車する列車は限られていますが、歴史と共に歩んできた重要な鉄道駅であることは間違いありません。

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