日上(ひかみ)
日上(ひかみ)は、
岡山県津山市に属する地域の一つです。この地域の郵便番号は708-0845と定められています。
地理
地理的な位置としては、日上は周囲をいくつかの地区に囲まれています。具体的には、北側は川崎地区、東側は国分寺地区と接しています。また、西側および南側は、それぞれ福岡地区と福南地区に境を接しています。地形の特徴としては、地域の北西端にあたる地点で、重要な河川である加茂川が、同じく地域の主要な河川である
吉井川に合流しています。
歴史
日上の歴史を振り返ると、明治時代の町村制施行が大きな転換点となります。
1889年(明治22年)
6月1日に町村制が施行された際、それまで単独の村であった
勝南郡日上村は、同じ
勝南郡内の
瓜生原村、河辺村、そして国分寺村と合併しました。この合併により、新たな自治体として河辺村が誕生し、旧日上村はその内部の「
大字日上」として位置づけられることとなりました。
その後、郡制の再編も行われました。
1900年(明治33年)
4月1日には、それまで存在していた
勝南郡と
勝北郡が統合され、新たに
勝田郡が設置されました。これにより、河辺村およびその一部である
大字日上は、
勝田郡に属することとなりました。
さらなる行政区画の変更は、昭和の時代に進められました。
1954年(昭和29年)
7月1日には、河辺村が周辺の複数の村とともに
津山市に編入されることになりました。この
市町村合併により、日上は
津山市の一部となり、現在に至っています。
交通
地域内の交通路としては、
岡山県道350号
西吉田川崎線が通っています。この県道は、地域の移動や周辺地区との連携において重要な役割を果たしています。
施設
日上地区内には、地域住民に利用されている施設がいくつか存在します。代表的なものとしては、歴史ある八幡神社や、地域の集会などに利用される日上公会堂などがあります。
これらの地理的、歴史的、交通、施設の要素が組み合わさり、現在の日上地区を形成しています。