日向藍子

日向藍子：麻雀界のラブフェニックス

1988年9月24日生まれの長野県茅野市出身、日向藍子選手は、最高位戦日本プロ麻雀協会所属のプロ雀士です。愛称は「ラブフェニックス」、「小さなビッグマム」、「笑顔のサンシャイン」と、その愛らしい容姿と明るい性格を表す複数の愛称で親しまれています。Mリーグ・渋谷ABEMAS所属として知られ、2023年現在もB2リーグで活躍しています。

麻雀との出会いからプロへの道

日向選手が麻雀と出会ったのは19歳。上京を機に、知り合いの雀荘でウエイトレスとして働き始めたことがきっかけでした。当初はアパレル業界への就職を考えていたものの、フリーター生活の中で将来に迷っていたところ、プロ雀士である新津潔氏にプロを勧められ、2011年にプロデビューを果たします。同期には土田浩翔選手（日本プロ麻雀連盟、RMUを経て入会）など、そうそうたるメンバーが名を連ねています。

華麗なる戦績と数々のタイトル

プロデビュー後、日向選手は数々の輝かしい成績を残してきました。2016年には第1回女流モンド新人戦で優勝、女流モンド杯への出場権を獲得。同年にはMoreという麻雀団体にも加入。2018年にはMoreを卒業し、YouTuberとしての活動も開始。自身のYouTubeチャンネル「ひなたんの麻雀するしない」では、麻雀の魅力を発信し続けています。同年、AbemaTVのRTDガールズファイト3で優勝、そして第16期プロクイーン決定戦では見事優勝を果たします。

2019年には結婚と妊娠を発表、第一子となる女の子を出産。同年7月にはMリーグドラフト会議で渋谷ABEMASから指名を受け、Mリーグへの参戦を果たします。Mリーグ初勝利を挙げた後も活躍は続き、翌年の第17期プロクイーン決定戦でも優勝。黒沢咲選手以来2人目となるプロクイーン連覇という偉業を達成しました。

多彩な活動と魅力的なキャラクター

日向選手は、女流プロとしての活動に加え、YouTuber、最高位戦の主要タイトル戦や対局番組の実況など、マルチな才能を発揮しています。その活動は麻雀界にとどまらず、2023年にはテレビドラマ「この素晴らしき世界」にも出演するなど、幅広い分野で活躍を見せています。

頭脳と天然の絶妙なバランス

日向選手は、幼少期から将棋やオセロなど、頭を使うゲームが好きだったといいます。麻雀の魅力について、「将棋と違って、初心者でもプロに勝てることがある」と語り、その独特のゲーム性に惹かれたと明かしています。一方で、天然で先の読めない性格も持ち合わせており、その言動は「日向劇場」と呼ばれるほど。独特のアニメ声も魅力の一つで、「ツモ」の発声は「ちゅも」として視聴者から親しまれています。

活躍の舞台はさらに広がる

2023年12月には自身初の著書「十人十色」を出版。Mリーグでの活躍はもちろんのこと、YouTuber、実況者、女優など、多方面で活躍を続ける日向藍子選手。その活躍から目が離せません。今後の活躍にも期待がかかります。

主な出演作品

テレビドラマ：この素晴らしき世界（2023年）
テレビ：女流モンド杯、女流雀士 プロアマNo.1決定戦 てんパイクイーン

主な獲得タイトル

プロクイーン（第16期、第17期）

外部リンク

最高位戦日本プロ麻雀協会 プロフィール
日向藍子公式Twitter
ひなたんの麻雀するしない YouTubeチャンネル
* Mリーグ関連動画（ABEMA）

もう一度検索