日和香幼稚園

日和香幼稚園の概要

日和香幼稚園（ひわかようちえん）は、福岡県大野城市に位置する私立幼稚園です。この幼稚園は、1951年に福岡市西新に日若保育園として設立され、その後1955年に幼稚園としての認可を受けました。1966年には、他の幼稚園が1km以内に存在しなかったことを理由に、県の許可を得て下大利に移転しました。

沿革

日和香幼稚園は、これまでさまざまな歴史を歩んできました。1951年に始まった日若保育園は、1962年まで西南学院大学児童教育科の実習園としても機能し、その後1955年に幼稚園として正式にスタートしました。1966年には大野城市下大利に移転し、それ以降も地域に密着した活動を行っています。2005年には設立55周年を記念し、博多大丸エルガーラホールで特別展を開催。その後も60周年記念講演会や、2012年には全国学校園庭ビオトープコンクールで協会賞を受賞するなど、活動内容は多岐にわたります。

教育目標

日和香幼稚園では以下の教育目標を掲げています。

• - 生命への畏敬
• - 良好な社会性の育成
• - 脳の発達促進
• - 少人数制教育の実施
• - 愛と信頼に基づいた保育

これらの目標は、子どもたちがバランスの取れた成長を遂げるための基盤となっています。

園の行事

幼稚園では月ごとに多彩な行事が行われ、子どもたちが様々な経験を通じて成長しています。4月には入園式と歓迎遠足、5月には鯉のぼりつくりや花祭り、6月には夏野菜の植え付けなどがあります。7月には七夕お遊戯会やプール開き、8月には夏期保育と花火大会が実施され、9月の運動会や10月の秋の遠足も待っています。

11月には七五三参拝や収穫祭、12月には成道会お遊戯会があり、1月にはたこあげ大会、2月には豆まき、3月にはおひな祭りお遊戯会や卒業式が行われます。また、冬以外は素足で登園することが習慣です。

教育方法

園内では書や画、制作などのものづくりが活発に行われるほか、実物を用いた実践的な教育に重点を置いています。子どもたちが手を使って創造することは、彼らの想像力や表現力を育む重要な要素となっています。

ボランティア活動

日和香幼稚園では地域への貢献にも力を入れており、地域猫の飼育や清掃活動を通じて、子どもたちに地域社会との関わりを教えています。

アクセス

幼稚園へのアクセスは、JR鹿児島本線の水城駅から徒歩8分、大野城駅から徒歩10分、西鉄下大利駅から徒歩5分と大変便利です。また、西鉄バスの下大利一丁目バス停からも徒歩2分で到着します。

教職員

園長の高野博子氏は、西南学院大学児童教育科卒業で、医療法人若杉発達研究所の元所長という豊富な経験を持っています。彼女は、文部省からの委託で幼稚園教育課程の編成に関与したり、私立学校教育功労者として表彰された実績があります。

著名な出身者

日和香幼稚園からは、漫画家の安原いちる氏や推理小説作家の倉野憲比古氏、歴史研究家の浜崎惟氏など、様々な分野で活躍する著名人が輩出されています。

外部リンク

日和香幼稚園の公式ウェブサイトや生物部の情報もアクセスできます。

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