日本フラッグフットボール協会

日本フラッグフットボール協会（JFFO）

日本フラッグフットボール協会は、国内におけるフラッグフットボールの運営を担う団体です。本部は東京都港区に所在し、2008年に設立されました。この協会は、フラッグフットボールの競技普及だけでなく、教育の一環としても注力しています。

設立の背景

協会は2008年10月に、フラッグフットボールの普及に尽力していた「全日本フラッグフットボール協会」と、競技運営を担当していた「日本フラッグフットボール連盟」が統合して生まれました。設立当初から、文部科学省の新しい小学校学習指導要領にフラッグフットボールが盛り込まれ、授業の中での実施が期待されています。この背景には、フラッグフットボールの魅力を子どもたちにも広めたいという思いがあります。

主催事業と寄付活動

日本フラッグフットボール協会は、全国の小学校に向けたフラッグフットボール用具の寄贈活動を行っています。この取り組みは2009年度から開始され、年々寄贈校数が増加しています。2010年度には200校、2011年度には330校、2015年度には1000校に達しました。この活動を通じて、協会は子どもたちにフラッグフットボールに親しむ機会を提供し続けています。

また、フラッグフットボールの教材も全国の小学校に寄贈しており、2015年度には300,000人分の教材を提供しました。これにより、多くの子どもたちがフラッグフットボールを通じてスポーツの楽しさを学ぶことができます。

主な大会とコンクール

協会は、フラッグフットボールの全国大会として「NFL FLAG（NFLフラッグフットボール日本選手権大会）」を主催しており、一般や女子、中学生、小学生などのカテゴリーに分けて競技を開催しています。この大会は、フラッグフットボールの競技者たちにとって重要な機会となっており、スポーツを通じた交流も促進されています。

また、小学生を対象とした「作戦スーパーボウル」などのコンクールも開催しています。これはフラッグフットボールにおける戦略や作戦を競うもので、子どもたちの創造力やチームワークを育む場となっています。

歴史と変遷

日本フラッグフットボール協会は、その設立以降、確実に成長を遂げてきました。2010年には一般財団法人に、2013年には公益財団法人へと移行し、より強固な基盤となりました。これまでに、数名の代表理事が協会を携えており、岡本行夫、入出美則、松元剛といった各リーダーがそれぞれの任期中に様々な改革や施策を推進してきました。

現在の活動と目標

日本フラッグフットボール協会は、フラッグフットボールを通じて健康的なライフスタイルを促進し、子どもたちにスポーツの楽しさを提供することを目指しています。今後も学校教育へのさらなる導入や、全国各地での普及活動を通じて、多くの人々にフラッグフットボールの素晴らしさを伝えていくことでしょう。スポーツを通じたコミュニティの形成や、次世代の選手育成に情熱を注ぎ続けています。

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