日本女子囲碁リーグ

日本女子囲碁リーグ

日本女子囲碁リーグは、日本棋院創立100周年を記念して2024年に創設された、女性棋士のみが参加できる新しい囲碁の棋戦です。従来の個人戦とは異なり、団体戦形式を採用している点が大きな特徴となっています。

概要

このリーグ戦は、1チーム3人の選手で構成され、他のチームとホーム・アンド・アウェイ方式で各2回戦を行います。チームの所属選手は、事前に実施されるドラフト会議によって決定されます。日本棋院所属の棋士だけでなく、関西棋院所属の棋士や、海外の囲碁団体に所属する棋士も各チーム1名まで参加可能です。ただし、第1回のドラフト会議では、日本棋院所属の棋士のみが指名されました。

大会方式

各チームは、監督1名と選手4名で構成されます。監督は、各ラウンドごとに出場する3名の選手とその並び順を決定します。また、各選手には、リーグ戦の全日程を通して最低2試合の出場義務が課せられます。

第1回リーグ戦には、「チームセンコーグループ」「チーム囲碁・将棋チャンネル」「チーム名古屋」「チーム若鯉」「チーム福岡」の5チームが参加し、ホーム・アンド・アウェイ方式で各チームと2回戦ずつ、全10ラウンド（各チーム2回の手空きあり）のリーグ戦を行います。リーグ戦の首位チームと2位チームが決勝戦を行い、優勝チームを決定します。

持ち時間は各1時間、コミは6目半です。ホームチームの主将と三将が白番、副将が黒番を持ち、3局が同時に進行します。

第1回リーグ戦は、2024年7月から2025年5月にかけて開催され、対局日は原則として土曜日です。ただし、世界戦の日程や、ホームゲームのチームスポンサーが希望する場所への対局誘致などにより、対局日程が変更される場合があります。

対局は、基本的に日本棋院東京本院で行われますが、チームのホームゲームに限り、チームスポンサーが費用を負担することで、開催場所や日程を変更することができます。

参加チーム

チームセンコーグループ
チーム囲碁・将棋チャンネル
チーム名古屋
チーム若鯉
チーム福岡

ドラフト会議

第1回ドラフト会議は、2024年5月28日に開催されました。指名は各チームのスポンサーが選出した監督が行い、指名が重複した場合は抽選によって獲得チームを決定します。チームスポンサーが関わる棋戦で活躍した棋士や、ホーム地域にゆかりのある棋士が指名されるなど、チームスポンサーの意向が反映される傾向が見られました。

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主催：日本棋院
特別協賛：阪急電鉄
協賛：三井住友カード
特別協力：日本経済新聞社
リーグスポンサー：阪急電鉄、三井住友カード
チームスポンサー：センコーグループホールディングス、囲碁・将棋チャンネル、広島アルミニウム工業、出光芳秀、名古屋鉄道、スズケン、ブラザー工業、矢作建設工業

賞金

優勝：500万円
準優勝：200万円

外部リンク

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