日本缶詰協会

公益社団法人日本缶詰協会

公益社団法人日本缶詰協会は、現在では公益社団法人日本缶詰びん詰レトルト[[食品]]協会として知られる団体の旧称です。ここでは、その設立から現在に至るまでの歴史と活動について解説します。

沿革

明治時代

1905年（明治38年）3月、缶詰業界の連携を目的として、大日本缶詰業連合会が設立されました。これが、日本における缶詰業界団体の始まりです。

大正時代

1922年（大正11年）6月には、缶詰の普及を目指す缶詰普及協会が設立され、広報活動を強化しました。同年8月には、業界情報誌『缶詰時報』が創刊され、10月には市販缶詰の品質向上を目的とした開缶研究会が初めて開催されました。

昭和時代

1927年（昭和2年）3月15日、大日本缶詰業連合会と缶詰普及協会の事業を統合し、社団法人日本缶詰協会が設立されました。事務所は丸ノ内ビルヂング内に置かれました。1948年（昭和23年）12月、缶詰だけでなく瓶詰も扱うようになり、社団法人缶壜詰協会に改組。1950年（昭和25年）5月には、社団法人日本缶壜詰協会に名称変更。その後、1952年（昭和27年）7月、再び社団法人日本缶詰協会に名称を戻しました。

平成時代

2002年（平成14年）3月には、缶詰の歴史と文化を伝える『缶詰ラベル博物館』が出版されました。2012年（平成24年）4月1日、公益社団法人に移行し、公共性の高い活動を強化。2014年（平成26年）4月1日、公益社団法人日本缶詰びん詰レトルト[[食品]]協会に名称変更し、缶詰、瓶詰、レトルト[[食品]]業界を包括する団体として、現在に至ります。

関連人物

星野佐紀：1929年に協会長を務めました。海外実業練習生出身。
牧朴真：1933年に協会長を務めました。
南金作：1933年に協会の書記を務めました。

過去の関連団体

日本缶詰貿易協会（閉鎖機関）
真空食品普及協会（真空食品協会）
大日本防空食糧株式会社

発行物

「缶詰ラベル博物館」（英: The World Of Can Labels）、2002年。

関連項目

缶詰
瓶詰
レトルト[[食品]]
業界団体

参考文献

星野佐紀『罐詰の輸出状態』 1929年5月8日官報 「雑報」、大蔵省印刷局、1929年
東京市『各種連合会及重要産業団体』ジャパン・マガジーン、1933年

外部リンク

日本缶詰びん詰レトルト[[食品]]協会「本会のあゆみ」

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