末包昇大

末包 昇大選手のプロフィールとキャリア

末包 昇大（すえかね しょうた、1996年5月27日生まれ）は、香川県坂出市出身の優れたプロ野球選手であり、広島東洋カープに所属しています。彼のポジションは外野手で、右投げ右打ちのスタイルでプレーしています。

経歴

プロ入り前

末包選手は、坂出市立白峰中学校を卒業後、高松商業高等学校に進学しました。高校時代には、1年生の秋から一塁手としてレギュラーとなり、2年生からは三塁手としても活躍しました。彼の高校通算記録は11本塁打に及び、特に3年生の夏には4番打者としてチームを牽引しました。

その後、東洋大学に進学し、大学2年生の夏まではレギュラーに定着できなかったものの、3年生時にはリーグ戦に出場し右翼手に転向しました。彼の大学同期には後にプロ入りを果たした選手たちが多く、良き友人でありライバルでもあったと言います。卒業後は大阪ガスに入社し、ここでの彼の活躍が彼のプロとしてのキャリアへの道を開くこととなります。

大阪ガスでの活躍

大阪ガス入社初年度は控え選手でしたが、2年目からは4番打者としてチームを引っ張り、都市対抗野球にも出場。特に2021年度日本選手権では打率.450、7打点をマークし、優勝メンバーとして活躍しました。これにより、社会人ベストナインにも選出され、彼の名前は広く知られるようになりました。

広島東洋カープ時代

2021年度のドラフトで広島東洋カープから6位指名を受け、2022年にプロ入り。オープン戦では4番打者を務め、開幕戦では新人選手として数々の記録を打ち立てました。特に、初出場の際にはチームの初得点を挙げ、以降も順調に成長を続けました。

シーズン中盤から出場機会が減った時期もありましたが、終盤には重要な打撃を見せる場面もあり、総じて第一シーズンは成功と見なされました。2023年には6月に一軍昇格を果たし、その後の試合で自身初の2桁本塁打を記録するなど、さらなる成績向上を示しました。

特徴とプレースタイル

末包選手はその打撃においてパンチ力と長打力が特徴で、特に巨人戦では圧倒的な成績を挙げています。過去の選手のスタイルを参考にしながら打撃力を急成長させ、広島においてもさらなる成長が期待されています。最近の春季キャンプでは外野だけでなく、一塁の守備にも取り組んでいます。

プライベート

趣味はゴルフであり、驚異的な飛距離を誇る彼は、最長350ヤードを記録したこともあります。また、2021年3月に結婚しており、その妻は著名な芸人の親戚であるとのことです。彼の愛称はプロゴルファーの尾崎将司に由来する「ジャンボ」や、愛着のある「スエ」と呼ばれています。

今後の彼の活躍から目が離せません。

もう一度検索