末延麻裕子

末延 麻裕子（すえのぶ まゆこ）について

概要

末延麻裕子は1987年3月13日に生まれた日本のヴァイオリニストです。山口県光市出身であり、幼少期から音楽に親しんできました。彼女は多才なアーティストとして知られ、クラシック音楽のみならず、ポップスや演歌など多様なジャンルでの演奏経験を持っています。

学歴と経歴

彼女は、山口大学教育学部附属光小学校、そして同大学附属中学校を経て、桐朋女子高等学校音楽科、さらに桐朋学園大学音楽学部演奏学科を卒業しました。大学では研究科も修了し、光永俊彦および辰巳明子の指導を受けました。2008年からは古舘プロジェクトに所属し、音楽活動を本格化させています。

目立った業績として、2012年にロンドンで開かれたジャパンフェスティバルに日本代表アーティストとして出演し、ロックバンドLUNA SEAのメンバーと共演したことが挙げられます。翌年の2013年には、大阪と東京の両フィルハーモニー交響楽団とのコンサートにも参加しました。

音楽活動

彼女はクラシックだけでなく、ポップスや演歌なども積極的に演奏し、矢沢永吉のバックバンドとして活動したほか、X-JAPANのYOSHIKIや芸人の友近とも共演しています。自分のアレンジを施したクラシック曲を毎週放送されるFM-FUJIの「HASTORY」で披露し、多くのリスナーに親しまれています。

特にフィギュアスケート界との関わりでも知られ、2012年の全日本選手権、2013年の四大陸選手権や世界選手権では、フジテレビ系のプロモーションアーティストとして選ばれた実績があります。2019年の「ファンタジー・オン・アイス」では著名なスケーターたちと共演し、フィナーレを担当しました。

コンクール歴

彼女は若いころから数々のコンクールで素晴らしい成績を収めてきました。1998年には日本クラシック音楽コンクール全国大会の小学の部で最高位を獲得、2000年には同コンクールの中学の部においても最高位に輝きました。また、2007年には日本モーツァルトコンクールで第2位を受賞した実績があります。特に、彼女が2004年に参加した「若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクール」での受賞歴に関しては、公式記録には記載がないものの、彼女自身がその賞状をSNSで公開しています。

人物

末延の家族には、著名なジャーナリストである叔父がいます。また、バイオリン以外にも書道で八段の資格を持つなど、幅広い才能を持っています。

ディスコグラフィー

彼女の代表作には、2013年の「その先の希望」、2016年の「TAO28」、そして2018年の「INFINITY」が挙げられます。これらの作品を通じて、彼女の音楽の幅広さと深さが感じられます。

メディア出演

末延麻裕子はテレビ、ラジオ、ウェブにおいても活躍しています。代表的なテレビ番組には、2009年のクラシック♪クラシックや、2016年のフジテレビ系列ドラマ「OUR HOUSE」があります。ラジオでは、FM-FUJIの「HASTORY」で音楽コーナーを持ち、多くのリスナーに親しまれました。

彼女の音楽活動は、日本国内外で多くのファンに愛され続けており、今後も新たな挑戦を通じてさらに成長することが期待されています。

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