本田顕子

本田 顕子（ほんだ あきこ）

概要

本田顕子（1971年9月29日生まれ）は熊本県出身の日本の政治家であり、薬剤師としての資格を持っています。彼女は自由民主党に所属する参議院議員として活動しており、文部科学大臣政務官および復興大臣政務官を兼任しています。また、日本薬剤師連盟の副会長としても活動してきました。

学歴と初期の経歴

本田氏は、九州女学院高等学校を卒業後、星薬科大学の薬学部で学び、衛生薬学科を1996年に卒業しました。医薬品の卸業や保険薬局での勤務を経験した後、2002年には参議院議員の公設秘書に就任し、その後、大手製薬会社である沢井製薬やアルフレッサに従事しました。

政治活動の軌跡

2010年の参院選でみんなの党から立候補したものの、初回は落選。しかし、2012年と2013年にも選挙に挑戦しましたが、いずれも結果につながりませんでした。その後、みんなの党が解党することを受けて、彼女は自由民主党に加入し、熊本県薬剤師会での経験を経て2019年に参議院比例区に自民党公認で立候補し、初当選を果たしました。在籍する日本薬剤師連盟からは2名の国会議員が誕生し、参議院においては石井道子以来の女性薬剤師議員となります。

2023年には、山田太郎氏の辞任を受けて文部科学大臣政務官に就任し、政界でのさらなる役割を担っています。

政策と立場

本田氏は、憲法改革を支持し、自衛隊を国防軍として位置づけるべきだとの立場を取っています。また、集団的自衛権の行使や、北朝鮮への圧力を優先することを主張しています。自民党内での意見も尊重しつつ、特に外交や安全保障については強い姿勢を示しています。

一方で、選択的夫婦別姓制度の導入には賛成している一方で、同性婚に関しては反対の立場を表明しています。また、治安維持のためにプライバシーの制約が必要であるとの意見にも賛同しています。

社会的立場と人物像

本田氏は、2021年に新型コロナウイルスに感染した経験を持っています。2022年には、世界平和統一家庭連合と関わる団体の後援会顧問としての役職について言及されました。

結び

本田顕子氏は、日本の医療政策と政治に貢献している重要な人物です。医療専門家としての知識を背景に、政治家としての活動や政策提案に注力しており、今後の動向に注目が集まります。

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