杉島邦久

杉島 邦久 - アニメ演出家・監督

杉島邦久（すぎしま くにひさ、1959年生まれ）は、日本のアニメ業界で広く認知されている男性の演出家および監督です。岐阜県出身で、彼のキャリアは1980年代初頭に始まりました。

来歴

杉島は1984年にテレビアニメ『重戦機エルガイム』の第18話「ガストガル・デモ」で演出デビューを果たしました。その後、彼はサンライズ制作のアニメを中心に多数のプロジェクトに携わっていきます。初めての監督作品は『死にぞこない係長』で、既にアニメ界では存在感を示していました。彼の代表作には、劇的なバトルや深いストーリー展開で人気の『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』や、独特な視点で描かれた『SPEED GRAPHER』などがあります。

主な参加作品

杉島は実に多くの作品に参加しています。以下はその一部です：

1980年代

• - 1982年: 戦闘メカ ザブングルで制作進行
• - 1985年: 機動戦士Ζガンダムで絵コンテと演出
• - 1989年: らんま1/2|らんま1_2 熱闘編で絵コンテ

1990年代

• - 1993年: 機動戦士Vガンダムで絵コンテ
• - 1994年: 死にぞこない係長で監督
• - 1995年: 新機動戦記ガンダムWで絵コンテ
• - 1999年: ゴクドーくん漫遊記で監督・絵コンテ

2000年代

• - 2000年: 遊☆戯☆王デュエルモンスターズで監督・絵コンテ
• - 2005年: SPEED GRAPHERで監督・絵コンテ
• - 2008年: 隠の王で監督・絵コンテ

2010年代

• - 2015年: バトルスピリッツ 烈火魂で監督・絵コンテ
• - 2018年: ポチっと発明 ピカちんキットで絵コンテ

最新の作品

• - 2020年: アルゴナビス from BanG Dream!で絵コンテ
• - 2023年: もののがたりで絵コンテ
• - 2025年: スライム倒して300年で監督予定

杉島の作品は常に視聴者の心をつかむもので、特に若い世代のアニメファンに多くの影響を与えてきました。彼の関わった作品には、魅力的なキャラクターや迫力のあるアクションが詰まっており、多くの視聴者に愛されています。

映画やOVAにも

彼は劇場アニメやOVAでも強い印象を残しています。特に1991年の『機動戦士ガンダムF91』での演出や、2010年の『劇場版メタルファイト ベイブレードVS太陽 灼熱の侵略者ソルブレイズ』での総監督としての活動が評価されています。

杉島邦久は、80年代から今日に至るまで、日本のアニメシーンに欠かせない存在として、その存在感を示し続けています。彼の作品は、今後も多くのファンに親しまれていくことでしょう。

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