杉本恵太

杉本恵太（すぎもと けいた）のプロフィール

杉本恵太は、1982年6月13日生まれの日本のサッカー選手で、茨城県潮来市出身です。フォワードとしての登録を持ち、プロのサッカーリーグで数多くのキャリアを築いてきました。また、彼にはアイドルグループSKE48のメンバーである娘、杉本りいながいます。

キャリアの始まり

杉本選手は、茨城県立鹿島高等学校を卒業後、流通経済大学に進学。その後、2004年には大宮アルディージャの特別指定選手として活動を始めましたが、主にサテライトゲームでの出場にとどまりました。大学卒業後の2005年には名古屋グランパスエイトに入団し、3月13日に行われたJ1第2節のジュビロ磐田戦でデビューを果たし、プロ入り初のゴールも決めました。

名古屋グランパスでの活躍

名古屋グランパスでの杉本選手は、特にルーキーイヤーから出場機会に恵まれ、着実に成長を見せました。特に2006年には、代表FWの玉田圭司選手との2トップを形成し、9月30日の大宮アルディージャ戦ではプロ入り初となるハットトリックを達成しました。また、2007年には日本代表の合宿にも初めて招集されるなど、さらなるステップアップを遂げました。

当時の監督であるストイコビッチ氏からは、重要なスーパーサブとしての役割が与えられました。2008年には33試合中26試合に途中出場し、7ゴールを決める活躍を見せました。また、同年にはポルトガルリーグ2部のボアヴィスタFCでも練習に参加し、高評価を受けましたが正式契約には至りませんでした。

チームを渡り歩く

2010年シーズンの終了後、名古屋グランパスを退団し、2011年には徳島ヴォルティスに加入。しかし、ここでも出場機会は思うように得られず、2年で再び契約満了となりました。その後、2013年3月には日本フットボールリーグ所属のHOYO大分に加入し、主にスーパーサブとして活躍しました。

2014年にはタイのチェンライ・ユナイテッドFCに移籍し、2016年にはV大分に3年ぶりに復帰しました。2017年以降はFCマルヤス岡崎でのプレーを経て、2020年3月には春日井クラブに入団し、同時にひかりクラブの代表兼アンバサダーに就任しています。

人物像

杉本選手は50メートルを5秒6で走る俊足を持ち、スポーツ全般に対する情熱が感じられます。また、名古屋グランパス時代の応援歌はアーティストFLOWの「ドリームエクスプレス」から来ていました。彼は7人兄弟の5番目として生まれ、家庭では仕出弁当店を営んでいました。憧れの選手は中山雅史であり、趣味は子育てや買い物、アロママッサージ、相撲観戦です。

また、2009年にはNHKの大相撲中継にゲスト出演したり、横綱白鵬との親交が深いエピソードもあります。加えて、杉本選手は現在1男4女の父親であり、その三女・りいなは2022年にSKE48の11期生オーディションに合格しました。

杉本選手は多くの経験を通じて、プロ選手としてのキャリアを築き上げてきた他、家族や趣味を大切にしながら多面的な人生を楽しんでいます。

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