東海工業専門学校金山校

東海工業専門学校金山校について

東海工業専門学校金山校は、愛知県名古屋市中区金山にキャンパスを構える私立の専修学校です。この学校は、建築、土木、測量、インテリアデザインといった専門分野に特化した教育を提供しており、実践的なスキルと知識を身につけることができます。前身となる名古屋高等無線電信学校の開校から70年以上の歴史を持ち、長年にわたり業界で活躍する人材を育成してきました。

沿革

1952年に名古屋高等無線電信学校として開校したこの学校は、その後、東海製図技術学校、東海工業専門学院と名称を変え、1975年に東海工業専門学校となりました。1995年には現在の金山校が開校し、同時に従来の学校は熱田校と改称されました。2004年には一時的にあいち建築デザイン専門学校と改称されましたが、2008年に現在の東海工業専門学校金山校という名称に戻りました。この間、学校法人化や専修学校としての認可、職業実践専門課程の認定など、数々の変遷を経て現在に至ります。

学科と特徴

東海工業専門学校金山校には、以下のような学科が設置されています。

建築工学科：建築物の設計・構造・施工に関する知識と技術を習得します。
建築設備科：建築物の電気、給排水、空調などの設備に関する知識と技術を習得します。
大工技術科：伝統的な木造建築の技術や技能を習得します。
インテリアデザイン科：空間デザインやインテリアコーディネートに関する知識と技術を習得します。
建築ライセンス科：建築士などの資格取得を目指します。
建築ライセンス本科：建築系の資格取得をより専門的に目指します。
建築工学科（夜間部）：昼間働きながら建築を学ぶことができます。
土木工学科：道路、橋梁、トンネルなどの社会インフラの設計・施工に関する知識と技術を習得します。
測量設計科：測量技術や地図作成に関する知識と技術を習得します。
測量科：測量士補の資格を卒業と同時に無試験で取得できます。また、一定の実務経験があれば測量士の資格も無試験で取得可能です。
測量研究科：測量士の資格を卒業と同時に無試験で取得できます。入学には測量士補の資格が必要です。

これらの学科では、それぞれの分野における専門的な知識や技術だけでなく、実務経験豊富な講師陣による実践的な指導を受けることができます。また、卒業後の進路を見据えた資格取得支援も充実しており、一級・二級建築士、測量士、各種施工管理技士など、多くの資格取得が可能です。

主な取得資格・目標資格

東海工業専門学校金山校では、以下のような資格の取得を目指すことができます。

一級建築士
二級建築士
木造建築士
測量士
測量士補
1級・2級（建築・管工事・土木・造園・電気工事）施工管理技士
インテリアプランナー
建築設備士
設備士（空気調和・衛生）
給水装置工事主任技術者
大工技能士
補償業務管理士
商業施設士　ほか

年間行事

学校生活を彩る年間行事も充実しています。レクリエーションDay、寮対抗球技大会、海外研修、夏期校外実習、夏期測量実習、体育祭、学校祭、冬期測量実習、卒業研究、スキー・スノーボード研修、卒業制作展、卒業旅行など、多彩なイベントが企画されています。

交通アクセス

学校は、JR、名鉄、地下鉄の「金山総合駅」から徒歩約4分というアクセスしやすい場所に位置しています。

学校法人電波学園

東海工業専門学校金山校は、学校法人電波学園の姉妹校であり、同法人では、愛知工科大学、名古屋工学院専門学校など、多くの教育機関を運営しています。

関連分野

建築、土木、測量、インテリアデザインなど、それぞれの専門分野に興味がある学生にとって、東海工業専門学校金山校は最適な学びの場となるでしょう。

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