松永昂大

松永昂大（まつなが たかひろ）

松永昂大は1988年4月16日生まれ、香川県大川郡志度町出身の元プロ野球選手です。職業としては投手を務め、現在は千葉ロッテマリーンズの育成投手コーチと二軍投手コーチを担当しています。左投左打のスタイルを持ち、独特な投球フォームと高い実力で知られています。

経歴

プロ入り前

松永は小学3年生の時に地元の少年野球チーム「志度源内」で野球を始めました。志度中学校に進学すると、軟式野球部でエースとなり、県大会の優勝に貢献しました。高松商業高等学校に進学後は、秋季県大会で準優勝を果たし、春季や夏季の全国大会出場に向けて努力を重ねました。しかし、全国大会への出場は果たせませんでした。大学進学後は関西国際大学に進み、硬式野球部で活躍し、多くのタイトルを手にしました。大学卒業後は社会人野球の大阪ガスに入社し、スカウトされるほどの活躍を見せました。

ロッテ時代

2012年のプロ野球ドラフトで松永は千葉ロッテマリーンズに指名され、2013年からプロ選手としてのキャリアをスタートしました。初登板では無失点を記録し、その後もリリーフや先発[[投手]]として活躍。特に2018年には通算100ホールドを達成しました。彼の球速は平均141km/h、最速151km/hのストレートと、斜めに曲がるスライダーを武器にしています。

毎年安定した成績を残し続けた松永ですが、怪我や体調不良にも悩まされました。2021年には両肩の問題で出場機会が減り、ついには2022年に現役を引退します。

現役引退後

引退後はロッテの育成投手コーチとして再スタート。選手としての経験を活かし、若手選手たちを指導しています。彼の指導力に期待する声が多く寄せられています。

選手としての特徴

松永は、サイドスローに近いスリークォーター投手であり、投手一筋で野球を続けてきました。彼の投球スタイルは、高速ストレートと鋭く曲がるスライダーが特徴で、打者にとっては厄介な投手とされています。愛称としては「マツ」と呼ばれることも多く、ファンから愛され続けています。

記録

松永のプロキャリアでの記録は、初登板から始まり、初勝利、そして初セーブと立て続けに記録を達成しました。特に100ホールドは松永にとって重要な記録の一つであり、チーム内外での評価も高まる要因となりました。

背番号

彼の背番号は、ロッテ在籍期間中に28を背負って活躍し、その後138に変更され、2023年からは79となりました。選手から指導者に転身した彼の新たな挑戦にも注目です。松永昂大のフィールドでの成績は、今後の選手育成にも影響を与えることでしょう。

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