柴田竜拓

柴田竜拓のプロフィールと経歴

柴田竜拓（しばた たつひろ）は、1993年12月16日に岡山県岡山市東区で生まれた、プロ野球選手です。内野手として活躍する彼は、横浜DeNAベイスターズに所属しています。右投左打で、若手選手としての将来が期待されています。

幼少期とプロ入り前のキャリア

柴田は小学3年生の時に野球を始めます。岡山市立山南中学校入学後は、硬式野球チームのヤングカープ岡山に入団し、全国大会での優勝に貢献しました。最初は投手としてプレーしていましたが、内野手への転向を決断しました。

高校は父の出身校でもある岡山理科大学附属高等学校に進学。1年生の秋にはレギュラーとして活躍するも、甲子園には出場できませんでした。大学進学後は、國學院大學で2年生から遊撃手として定位置を確保し、21歳以下日本代表に選抜されました。大学時代には、キャッチボールやノックなどの基礎練習に重点を置き、着実にスキルを伸ばしました。

プロキャリアのスタート

2015年にはプロ野球ドラフトで横浜DeNAベイスターズから3位指名を受け、契約金6000万円と年俸1000万円で入団を決意しました。背番号は「31」に決まりました。プロ初年度の2016年には、開幕戦でプロ初打席での適時打を記録しましたが、その後は課題が残るシーズンとなりました。

DeNAでの成績と進化

2017年にはサヨナラ打を放ち自己を更新しながらも、全体的には打撃に課題を残しました。次第に出場回数が増えていき、2019年には打撃が向上し、チームの準レギュラーとして地位を確立。2020年も成長を見せる一方で、2021年には負傷が響き、本調子に戻るのに時間を要しました。

2022年には新型コロナウイルス感染症の影響で一時離脱するも、復帰後はチームに貢献。しかし、打率が低迷し、結果的にシーズンを苦しい思いで終えることになります。2023年は試合出場が減少し、自己ワーストの成績に終わりましたが、FA権を取得し、次の挑戦に向けて気持ちを新たにしています。

選手としての特徴

柴田はその小柄な体格にもかかわらず、打撃面でのパンチ力を持ち、クリーンヒットを多く生み出します。選球眼にも優れており、多くの四球を選ぶことができます。また、守備面では豪快なグラブ捌きと俊敏な動きが評価されており、同じポジションのプレーヤーたちにとっても手本となる存在です。二塁、遊撃、三塁をハイレベルでこなすユーティリティープレイヤーとしての特徴もあります。

プライベートと人間性

私生活では、2017年に高校時代から長年付き合っていた女性と結婚。チームメイトのネフタリ・ソトと親しい関係であり、元チームメイトの筒香嘉智とも自主トレを通じて交流を深めています。野球への情熱や考え方において、筒香からの影響を受けている部分も大きいようです。

柴田竜拓は、今後の成長やチームでの活躍が期待される選手であり、ファンからの注目も高まっています。今後の彼の挑戦に注目が集まります。

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