柴田紳

柴田紳：後払い決済サービスのパイオニア

柴田紳（しばた しん）は、1975年8月1日生まれの実業家であり、日本の後払い決済サービス業界を牽引する人物です。ネットプロテクションズホールディングスの創業者であり、現在は代表取締役社長を務めています。また、業界団体である日本後払い決済サービス協会の初代会長にも就任しており、業界の発展に大きく貢献しています。

生い立ちと学歴

福岡県宗像市出身の柴田氏は、福岡県立福岡高等学校を経て、1998年に一橋大学社会学部を卒業しました。大学時代には社会心理学ゼミに所属し、テレビ局でのアシスタントディレクターのアルバイトを2年半経験するなど、多様な分野に興味を持っていました。

キャリア

大学卒業後、柴田氏は日商岩井（現在の双日）に入社し、物資部煙草課に配属されました。しかし、当時の煙草事業は既に確立されており、比較的自由な時間があったため、インターネットバブルの時代にはIT部門の事業にも携わりました。その後、2001年にITXに入社し、同社でネットプロテクションズへの投資に関わったことが、彼の起業家としてのキャリアの転換点となりました。

ネットプロテクションズは当時、事業実態のない会社でしたが、柴田氏はここで後払い決済サービス事業を立ち上げることを決意します。2004年からはネットプロテクションズの代表取締役社長として、CTOの鈴木史朗氏と共に、後払いサービスの立ち上げを推進しました。その功績が認められ、2017年にはEY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー ジャパンの特別賞を受賞しています。2018年にはネットプロテクションズホールディングスの代表取締役社長に就任し、ネットプロテクションズの代表取締役も兼務しています。

後払い決済サービス業界への貢献

柴田氏は、日本における後払い決済サービスの普及に大きく貢献した人物です。2002年に先駆けて後払い決済サービス事業を立ち上げ、業界をリードしてきました。2021年には、業界初の団体である日本後払い決済サービス協会の会長に就任し、業界全体の健全な発展と消費者保護を推進する役割を担っています。

人物像

柴田氏は、起業家精神と先見の明を持ち合わせた人物として知られています。既存のビジネスモデルにとらわれず、新しい価値を生み出すことに情熱を注いでいます。また、業界の発展を常に考え、関係者との連携を重視する姿勢が、多くの人から信頼を集めています。

外部リンク

決済インフラを創る社長のブログ - 柴田氏の個人ブログ
柴田　紳 (@123ssk) - X（旧Twitter）

まとめ

柴田紳は、後払い決済サービスという新しい分野を切り拓いた実業家であり、業界のリーダーとして、今後ますますの活躍が期待されています。

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