桜島総合体育館

桜島総合体育館

鹿児島県鹿児島市桜島横山町に位置する桜島総合体育館は、市民のスポーツ活動を支える重要な施設です。株式会社ニチガスクリエートが指定管理者として運営を行っています。体育館本館と付属館、そして隣接する桜島溶岩グラウンド、桜島多目的広場が一体的に管理されており、様々なスポーツイベントや地域活動に利用されています。

概要

本館は552席の観客席を備え、バレーボール、バスケットボール、バドミントンなど、様々な屋内スポーツに対応可能です。また、トレーニングルームや会議室も併設されています。体育館に隣接する桜島溶岩グラウンドは、複数のグラウンドから構成され、サッカーやソフトボールなどに利用されています。さらに、桜島多目的広場には芝のグラウンドと野外ステージがあり、様々なイベントに対応できます。

鹿児島県内では、鹿児島県総合体育センター体育館の老朽化と手狭さから、全国大会や県大会の分散開催場所として桜島総合体育館が頻繁に利用されています。これらの施設は、地域スポーツ振興に大きく貢献しています。

歴史

桜島総合体育館は、鹿児島市との合併前の桜島町が地域観光スポーツ振興の一環として建設しました。1986年4月26日に落成式が行われ、総工費は5億7千万円でした。隣接する桜島公民館とともに、地域住民のスポーツ活動や交流の場として親しまれてきました。

施設概要

本館

広さ: バレーボール4面、バスケットボール2面、バドミントン12面、ハンドボール1面、軟式テニス2面、卓球25面
2階卓球場: 5面（3台常設）
観客席: 552席
会議室: 約30人収容
トレーニングマシン室

付属館

広さ: バレーボール2面、バドミントン6面、軟式テニス1面

桜島溶岩グラウンド

第1グラウンド: 土、26,275.00m2。ソフトボール2面、サッカー1面、少年サッカー2面。夜間照明設備あり
第2グラウンド: 土、27,702.00m2。ソフトボール2面、サッカー2面、少年サッカー3面。夜間照明設備あり
第3グラウンド: 土、33,553.00m2。ソフトボール4面、サッカー3面、少年サッカー4面、ラグビーフットボール2面。夜間照明設備なし（19:00まで利用）
クラブハウス

桜島多目的広場

芝グラウンド: サッカー1面、少年サッカー2面
野外ステージ: 照明・音響設備付き
駐車場: 常設500台程度。溶岩グラウンドを臨時駐車場として利用可能

その他

休館日: 毎週月曜日（祝日の場合は翌平日）、年末年始
営業時間: 8:30～22:00（第3グラウンドは19:00終了）

イベント

毎年2月下旬には、桜島溶岩グラウンド周辺の道路を周回する市民マラソンイベント「ランニング桜島」が開催されます。このイベントは、桜島の大正大噴火によって形成された溶岩地形を走るため、自然の景観を楽しみながらスポーツを楽しめるのが特徴です。

交通

桜島フェリーターミナルから徒歩10分

桜島フェリーと桜島総合体育館は、合併前の桜島町が運営していた施設であり、一定規模以上のイベントで利用する場合、フェリーの無料乗車券が主催者関係者向けに提供される制度があります。

関連施設

桜島フェリー
桜島ユースホステル
鹿児島アリーナ
鹿児島県総合体育センター体育館

外部リンク

鹿児島市のスポーツ施設全般案内
指定管理者・株）ニチガスクリエートによる施設紹介
施設紹介・利用申し込み受付 (2011年1月14日現在、桜島多目的広場は申し込み項目がないため、桜島総合体育館への電話照会が必要）
ランニング桜島公式サイト

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