森山浩行

森山浩行（もりやま ひろゆき）

森山浩行氏は、1971年4月8日生まれの日本の政治家で、現在、立憲民主党に所属する衆議院議員です。彼は大阪府総支部連合会の代表を務めており、これまでに堺市議会議員や大阪府議会議員を歴任してきました。

来歴

森山氏は大阪府堺市のサラリーマン家庭で生まれ、幼少期には父親の転勤に伴い、高松市や広島市で過ごしました。教育は大阪府立三国丘高等学校を卒業後、明治大学法学部に進みました。在学中、彼は雄弁部に所属し、様々なリーダーシップ職を歴任しました。1995年には関西テレビ放送に入社し、報道記者として著名な事件を取材し、1998年には退職しました。

1999年に無所属で堺市議会に初当選し、1期の任期を全う。その後、2003年には大阪府議会議員に鞍替えし当選を果たしました。彼は同年、全国青年都道府県議会議員の会の設立を主導し、初代全国代表世話人を務めました。2005年には堺市長選挙に立候補しましたが、現職に敗れました。

2009年に民主党公認で衆議院議員総選挙に出馬し、北側一雄氏を破り当選を果たします。しかし、2012年に再び選挙に臨むも前回から得票数を大きく減少させ、落選しました。2014年選挙でも再度落選し、最多である4年10ヶ月の浪人生活を送ることになります。

2017年の衆議院議員選挙に立憲民主党から出馬し、北側氏に再び敗れたものの、比例復活で国政に復帰しました。2018年には立憲民主党の政治改革PT座長に就任し、2020年には新しい立憲民主党が設立される際にも参加しました。2021年の衆議院議員選挙では再び北側氏に敗れるも、惜敗率が高く比例復活により3期目の当選を果たしました。

政策・主張

森山氏はアベノミクスに対して批判的であり、消費増税の先送りについても否定的な意見を表明しています。選択的夫婦別姓の導入や受動喫煙防止を目的にした健康増進法改正にも賛成の立場です。新型コロナウイルス対策や国防の強化にも具体的な見解を示しており、大企業への課税強化にも賛成しています。

また、森山氏は核兵器禁止条約へのオブザーバー参加についても賛成し、憲法改正には中立的な立場を取っています。さらに、女性議員の割合を増やすためのクオータ制導入にも賛同しています。

騒動

2021年に衆議院内閣委員会の審議中に占星術に関する書籍を読み続けていたことが問題視され、謝罪を余儀なくされる出来事もありました。

まとめ

森山浩行氏は多様なバックグラウンドを持つ政治家であり、これまでの経験を活かして多様な課題に取り組んでいます。立憲民主党においても、府連代表としての役割や政策提言を通じて、支持を広げる努力を続けています。彼の今後の活動に対する注目が集まる中、さらなる活躍が期待されます。

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